元々映画好きでよく見ているが、そのほかに最近のマイブームとして、プラネタリウムをよく見に行っている。色々と見た中でオススメしたい作品が、つい先日鑑賞した「Song for the Planetarium 星空と巡るプレイリスト」という作品である。この作品は、Song for the Planetariumシリーズの第2作品目にあたる。最新のプラネタリウムドームに映し出される星空を見上げながら音楽を楽しむことが出来、それだけでも楽しめる内容ではあるが、ラジオ形式の形で物語が挟まれる為、更に楽しむことが出来る。使われている曲はPerfumeの「STAR TRAIN」、Aimer「ポラリス」、絢香の「三日月」、Coccoの「星の子ら」の4曲で、どの曲もその歌詞やタイトルに合った内容の物語がナビゲーターによって語られる。少年時代に感動体験した夜空の話(STAR TRAIN)や、夢敗れ実家に帰ろうと乗った船の上で見上げた夜空の話(ポラリス)、子供が亡きお父さんの書いた夜空と寂しい心をひた隠しにしている母の気持ちに気がついた時に見た月の話(三日月)、この子供が自分の家庭を持った時に見た夜空の話(星の子ら)。本作品の1番感動できる点として、最後の最後で4曲(4話)にわたる物語が一つに繋がることだ。初めてこの作品を見た時、映画とはまた違った感動を得られ、とても満足することが出来た。こういった感動体験で心を豊かにし、生活の質を上げていきたい。