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3分間スピーチ

GNOと五徳

Y・Mマネージャ(♂)

TWSで大切にしている言葉の一つである「GNO(義理・人情・思いやり)」について、エピソードを聞くたびに思い出すことがある。それは、小学生の頃に好きだった曲亭馬琴(滝沢馬琴)によって著された「南総里見八犬伝」に出てくる「八徳」である。八徳とは、物語の中に登場する「八犬士」がそれぞれに持つ玉に書かれている「仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌」のことで、儒教における8つの徳の理念を表したものである。特にこの中の5つがGNOに通づるものがあると感じている。その5つとは「仁・義・礼・智・信」で、それぞれを次のような意味として捉えている。「仁」は思いやりや優しさをもつこと。「義」は人として正しい道を歩むこと。「礼」は社会秩序を保つための礼儀。「智」は物事の善悪をわきまえること。「信」は常に誠実であり、人を信頼すること。子供の頃に身近にあった言葉を大人になって改めて聞くとあの頃とはまた違った捉え方が出来るものだ。私の中のGNOの解釈を改め、今一度噛み締めて考えてみたい。