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父を救った薬

2018.10.09(Tue) N・H支店長(♀)

先日、がん免疫療法に貢献した本庶祐特別教授がノーベル生理学医学賞を受賞した。
実は私の父は3年前、二回目となる胃がんの手術をし胃を全摘出した。
当時は余命1ヶ月とも言われていたが手術は成功し、その後2年間抗がん剤治療と戦っていたのだが、見る見る痩せてしまい、眉毛まで抜け落ちた。
がんに侵されていた頃より弱ってしまった。
そんな時、本庶教授の研究を元にして作られた免疫薬「オプジーボ」の治験を受けてみないかと病院側から提案され、受けることとなった。
結果、多少の副作用はあるものの、なんと今では抜け落ちた髪も生え、少しふっくらとし顔色も良くなり、元気な姿に戻ったのだ。
父を救ったオブジーボがノーベル賞に選ばれたことを嬉しく思うとともに、多くの患者がこの新しい治療薬で元気になる日が来ればと願っている。