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3人のレンガ職人

E・M執行役員(♀)

イソップ童話「3人のレンガ職人」に、ある旅人が「何をしているのか」と尋ねる場面がある。一人目の職人は「朝から晩まで毎日レンガを積んでいる。足腰が痛くて大変だ」と答え、二人目は「大きな壁を作っている。家族を養うためには当然だ」と答えた。三人目の職人は「歴史に残る偉大な大聖堂を作っている。完成したら多くの人が喜ぶだろう」と答えた。10年後、一人目は相変わらず文句を言いながらレンガを積んでおり、二人目は賃金は上がったが危険な屋根の上で作業していた。三人目は現場監督として人材育成に携わっていた。自分自身を振り返ってみると、私は仕事は遣り甲斐を持ち、それに伴ったお給料を頂いていることで毎日有意義に過ごしていると思っていたが、それだけで良いのだろうか。もしかしたら10年後、今よりもっとキツイ仕事をさせられているかも知れない。三人目の職人のように、その先を見据えることが必要になってくるのだ。今の仕事が将来どうなっていくのか、単にお金を稼ぐためではなく、その先のビジョン、夢や理想を持つことが重要だと感じた。そしてその夢を回りの人たちと共有し、それに向かって一緒に行動して行ければ高いモチベーションを保ちつつ自分の理想に近付けるのではないだろうか。今は上から言われたから、その言われた通りに働いているだけ、と言う人も多いかも知れない。もう一歩踏み出して、自分の理想や夢を仕事にプラスしてみるともっと違った働き方が出来るのではないだろうか。