仕事をする上で果たさなければいけない責任が3つあると私は考える。一つ目は「遂行責任」与えられた業務を最後までやり遂げなければいけない責任だ。途中で投げ出してしまえばそれは責任不履行であり、なんの成果にもならない。もう一つは「説明責任」であり、いわゆる報連相は勿論、お客様からの質問や要望に答えて、より満足度をあげるべき責任である。例え製品を完成させたとしても、お客様が納得出来なければ意味が無いのだ。そしてこの2つの責任を果たせなかったことにより生まれるのが「賠償責任」である。クレームやそれに伴う責任を果たせなかったことによる責任だ。賠償責任は個人だけでなく会社全体での責任でもあり、お客様からの信頼失墜に即繋がってしまうケースが多い。この3つの責任の重みを今ここで改めて見直し、賠償責任へと繋がらないよう、遂行責任と説明責任をきっちりと果たしてもらいたい。