私が今まで社会人として最も意識してきたことは、謙虚さを忘れず物事に取り組んでいくという事だ。常に謙虚でいろということを教わったのは、祖母だったと思う。私から見ても祖母は謙虚な人であり、その生き方や人への接し方を見ていて、あぁいう人になりたいと思ったからだ。どういう人だったかというと自分のことはいつも二の次、常に他人ファーストで、口癖は「周りに生かされている」と言っているような人だった。「謙虚」とは「自分の地位や能力に奢ることなく素直な態度で人に接すること」と辞書には書いてある。人間は誰でもそうだと思うが、生きていく上で経験や能力を身に付けていくと、自分は凄いと勘違いをしてしまい、段々と人に対して横柄になっていく。横柄な人に人はついていくだろうか。横柄な人を助けたいと思うだろうか。結局損をするのは自分だと私は思う。謙虚な生き方については、新卒の皆のように若いうちから特に意識して欲しい。常に現状に感謝し、謙虚な姿勢でいれば、自然と味方が増えて自分の助けになってくれるのだから。そうやって同期や先輩社員と一緒に、みんなで育んだ経験や知識を身に付けていってほしい。