息子の小学校で野球のコーチをしている。私の時代は「叱る教育」で、とにかく沢山怒られ、それが普通だったが、今は叱る教育から「褒める教育」へと変わっている。自分が教育する立場に立ってみて、改めて褒めることの難しさと良さが分かった。おだてることと褒めることは全然違う。「おだてる」とは全てを許容することであり、「褒める」とは良いと思ったことの理由も伝えることだ。その結果モチベーションを更に上げる事が出来、能力についても更に伸ばすことが出来る素晴らしい方法である。これは社会人における教育にも言えることではないだろうか。社員一人ひとりの個性を重んじながら、良い部分を褒めてあげることでモチベーションを上げ、個々の技術までも上げることが出来るはずなのだ。