仕事をしていく上で相手が起こしてしまったミス等を指摘することは大事だ。しかし指摘ばかりでは、誰しもやる気を失ってしまうだろう。達成感やモチベーションを保つためには、褒めることがとても大切だとつくづく感じる。「褒める」と一言で言っても社会や会社レベルの褒賞を貰うこと等から、個人間で良いところを伝える等の小さなものまである。褒賞となると自分自身ではどうしようもないことではあるが、相手の良いところを褒めることはすぐにでも出来る。私が入社して1年経ったぐらいの頃「持ち上げ会」なるものがあり、一緒にお酒を楽しみながら相手の良い部分を褒め合うという会があった。会の開始直後は褒め下手、褒められ下手な日本人らしく皆がぎこちない様子であったが、お酒がすすむにつれて打ち解け、最後は和気あいあいとした雰囲気で褒め合う事が普通になっていた。そしてしばらく仕事に対してのモチベーションも上がり、非常に良い雰囲気で仕事をすることが出来た。昨今はコロナの影響もあり、なかなか開催できないまま時間が経っているが、今思うとTWSらしいGNO(義理・人情・思いやり)に溢れた会だったのではないだろうか。私も近頃は自分に余裕が無く、あまり褒めることが出来ていないと感じている。今一度「褒める」ことの効能を考え、自分だけでなく周りのやる気も引き出していきたい。