私はこれまでの人生の中でスピーチをする機会が何度かあったが、スピーチを開始する前にいつも思い出すのは小学生の時の担任の先生だ。何故かというと、先生は「長い人生、スピーチする機会が一度もないということはないのだから、今のうちに経験を積んでおいた方がいい」という考えの下、帰りの会で当直の生徒にスピーチをさせる、といった指導を行っていたからだ。当時は、毎月のようにスピーチの機会があり、正直なところ面倒で好きではなかった。しかし、こうしてスピーチする度に、子供の時に皆の前でスピーチを行ったという経験が何度もあったからこそ尻込みせずにスピーチできるな、と感謝している。こういった「経験を積ませてもらう」ということが最近もあり、eRIMSの業務では何度も上長に出張同行させてもらった。同行させていただいた上長に迷惑をかけてしまうことも多々あったが、お客様と対面で話すということはこれまで中々なかったので、貴重な経験を積ませていただいたと感じる。将来的に自分が部下を持ったときにも、適切な指導の下、経験を積ませてあげられるようにしていきたいと思う。