コンサルティング事業部に配属されて1番最初に教わったことは「結論から話す」ことだ。言われてみれば当たり前のことだが果たして出来ていただろうか。上司から注意を受けた時、言い訳や経緯を話してから最後に結論を言っていないだろうか。私は出来ていなかった。上司や先輩から注意を受けると「違う」という思いから、すぐに言い訳が浮んでしまう。つまり相手を否定することになる。同様に、誉められた時に自分は大したことをやっていないという思いから謙遜することも相手を否定する事にあたる。自分は何もやっていないと思ったとしても、まずは相手が誉めてくれた事に対しての感謝を述べる事が大切なのだ。何か指摘を受けた時は「すみません」、褒められた時は「ありがとうございます」これを第一声にするように指導いただいた。例え自分に落ち度がないという場合もまずは謝罪をし、相手の意見を受け入れた後に、結論から話し始めると相手も聞き入れてくれやすくなる。また、結論を先に言うことで、利き手側で理由をきちんと聞き取ってくれる為、格段に内容を理解してもらいやすくなる。私はまだ、回答に至るまでの経緯を順序だてて話す癖が抜けきらず、話が長くなってしまい、注意されることが多い。相手が求めている答えは何か(経緯なのか、結論なのか等)をいち早く察知し、それに合った回答が出来るよう、心掛けていきたい。