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第22期に向けて

Y・Y専務取締役(♂)

本日をもって仕事納めとなり、第21期が無事終了する。今年もさまざまな出来事があったが、皆の支えがあったおかげで乗り越えることができ、無事にこの日を迎えられたことに感謝したい。今年の一大イベントとして、2月に盛大に開催された20周年記念パーティーが挙げられる。次の10年、すなわち創業30年目を迎えるころには、99%を超える企業が存続できていないと言われている。会社を存続させることがいかに困難かを改めて実感する。会社を存続させるためには利益を出し、キャッシュを確保し続けることが不可欠だ。赤字になったからといって直ちに会社が潰れるわけではないが、キャッシュが底を突いたときには倒産する。つまり、キャッシュを増やすことが会社の体力を高め、長期的な存続を可能にする鍵となる。そのためには、どんな小さな仕事であっても1回の取引で利益を生み出し、キャッシュを積み上げていく意識が重要だ。以前、よく耳にした言葉がある。「利益とは、絞り切った最後の一滴のようなものだ。利益と損失は紙一重であり、利益を生み出すことは、濡れたタオルを絞り切った後、さらに最後の力を振り絞って一滴を搾り出すような行為である」と。この言葉は、TWSのように「人」がすべての会社において特に重要だ。一人ひとりの意識が、会社に大きな利益をもたらすこともあれば、逆に大きな損害を招くこともある。全社員が少しでも生産性向上を目指し、それが250人の力として結集すれば、やがて大きな利益につながる。だからこそ、全社員が一致団結して取り組むことが必要不可欠だ。一致団結のためには、職場環境の改善が欠かせない。一人に業務が集中したり、任せきりになってはいないか。「やってもらって当たり前」になってはいないか。もしそのような状況があるなら、日々の「当たり前」に感謝し、毎日の生活や家族、職場の仲間を改めて大切にする意識を持つことが大切だ。12月に入り、寒さが厳しくなるこの時期は、体調を崩しやすくなる。インフルエンザの流行も懸念されるが、体調管理も仕事の一環と考え、全員が健康で年末年始を迎えられるよう努めてほしい。そして、次の10年に向けて最高の形で新しい1年をスタートできることを心から願っている。