私の祖母は今年の6月に102歳で老衰により他界した。彼女の長寿の秘訣は、毎日笑い、そして欠かさず体を動かすことだった。いつも笑顔で、どこにいても笑い声が絶えなかった祖母は、周囲を明るく照らす存在だった。また、歩くことが好きで、私が小さい頃はよく一緒に散歩に出かけた。この習慣が、祖母の長寿に繋がったのだろう。笑うことと運動が健康に良い理由を調べてみると、次のような事実が浮かび上がった。まず、笑うことは幸せな気分をもたらし、ストレスを軽減し、心をリフレッシュさせる効果があると共に、免疫力を高めることが知られている。一方、運動は血流を促進し、心肺機能を高めるだけでなく、精神的な健康リスク、特にうつ病や不安症の軽減にもつながる。実際、適度な運動を続けることで、メンタルヘルスの改善が確認されている。祖母の長寿を支えたのは、この「笑い」と「運動」の力だったのだと改めて感じた。私も祖母を見習い、健康を維持し、楽しく長く仕事を続けるために、日々の生活の中で笑顔を忘れず、周囲の人々と積極的にコミュニケーションを取り、適度な運動を続けたいと思う。頭では分かっていても、実行が難しいこともある。しかし、これからは『笑うこと』と『運動すること』を習慣化し、意識的に取り組んでいく。