最近、以前まではあまり気にせずにいたのだが、人が話している時の言葉尻や言い回しに対し、気になることが多いということに気が付いた。例えば「マジ!?」とか「超~」とか、学生言葉と言われるような話し方をしている人や敬語の間違い等だ。そんな時に頭をよぎるのは私がまだ入社2,3年目の頃、礼儀に厳しい上司から受けていた注意点についてである。当時私は、朝の挨拶の際に「おはようございまーす」と語尾を伸ばすような挨拶が口癖になっており、折に触れて注意されていた。当時は「細かいことを言うな。。」と苦々しく思っていたのだが、今になって考えると『だらしないしゃべり方をする会社』という印象が付いてしまうこととなり、それを見越して注意してくれていたに違いない。初めて取引をする際に相手の社員がそのような話し方をしていたら会社全体がそう見られてしまい、決して積極的に契約したいとは思ってもらえないだろう。つまり大袈裟かも知れないが、自分一人の言葉遣いで契約をフイにしてしまうかも知れない。決して会社にとってプラスには作用しないのだ。そして、そこに思い至った今の自分に対し「私も大人になったな、、、」と、嬉しいような、悲しいような複雑な気持ちになった。今後は、私の周りにもいる若い新入社員に向けて、気付いたところはきちんと注意する「小うるさい」大人になろうと気持ちを新たにした次第である。