先日、担当しているお客様のお仕事を詳しく拝見する機会があり、独自のコミュニケーション方法を取られていたのが印象的だった。そこでは、チームワークを高めるために、1.5時間働いたら必ずチームで10分間の休憩を取り、リーダ的な役割の人が「昨日のドラマ見た?」といった雑談から入り、和やかな雰囲気のままメンバの仕事が上手く進んでいるかを尋ねたり、業務上の情報共有や、改善した方が良い点をメンバーに伝えたりしているそうだ。そんな風に「楽しく温かい雰囲気」をつくることによって、実際に数字としても生産性が上がっているという話を聞いて驚いた。当社の業種とは全く違うので、そのまま真似することは難しいかも知れないが、イベント等が開催できない今の状況の中だからこそ、働きやすい「楽しく温かい雰囲気」を作れるよう、日常の業務の中でできる小さなイベントとして、社内のコミュニケーション戦略を立ててみても良いのではないかと思う。