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確定拠出年金

H・O事業部長(♂)

現在の日本の経済状況は、2022年4月の消費者物価指数が昨対2.1%上昇しており、企業物価指数も10%程上昇している。加えて賃金は停滞しており、一般家庭の家計を直撃している。米国の消費者物価指数は8.3%と日本より更に大幅に上昇しているが、賃金が5%程上昇しており、日本より物価上昇の影響は大きくない状況である。日本ではウクライナ情勢は元より円安の影響で輸入品のコストが上がっており、特に電気代の消費者物価指数は21%・ガソリンは15.7%と大幅に上昇しており、インフレが加速している。この様な状況の中で、確定拠出年金を上手に利用することで今後の生活安定に役立てることが出来るのではないかと考える。確定拠出年金には大きく三つのメリットある。1つ目は引用したときの運用益が非課税になること。2つ目は受け取るときに退職所得が控除されること。3つ目は掛け金にに対しては全額が所得控除となることだ。日本ではあまり馴染みはないが、拠出した資金をもって運用することで、実際に拠出した金額より多くを受け取ることも可能だ。それには状況によって拠出額をこまめに見直すこと必要だ。マイナス金利が継続している状況下で、賃金が上がらないと嘆くだけでなく、確定拠出年金も上手に利用していくと良いのではないだろうか。