テイルウィンドシステム 立川市のIT求人 コンサルティング、設計、開発

3分間スピーチ

  1. Home
  2. /
  3. 3分間スピーチ
  4. /
  5. 異常気象と企業の責任

異常気象と企業の責任

迎社長(♂)

先週は、ノロノロ台風10号に振り回されたeRIMSの出張だった。予定では、宮崎県から福岡に飛び、福岡から徳島、徳島から羽田に戻る予定だった。しかし、宮崎には到着したものの、宮崎→福岡便が欠航し、急遽レンタカーで移動することに。辛うじて福岡に到着したが、四国への移動は叶わなかった。博多からの飛行機、新幹線が運休し、最後には在来線も全て止まった。駅ビルや街の飲食店はシャッターを下ろし、最終的にはホテル近隣のコンビニまでが臨時休業となった。そもそも天気予報では、台風は既に通り過ぎているはずだった。当初の進路から大幅にずれ、これほどまでに天気予報が発達した時代でありながら、予測が外れるとは。。九州では毎日、台風関連のニュースばかりが流れていた。海水温の上昇によって発達した台風や、台風とは離れた地域(愛知や静岡)での豪雨、線状降水帯の発生など、今と昔は明らかに違う。誰もが地球温暖化と異常気象を実感しているだろう。『100年に一度』『観測史上初』という言葉も、今や誰も驚かなくなっている。SDGsとして2030年までに取り組むべき課題とされているが、地球は想像以上に危機的な状況にあるのではないだろうか。企業は環境問題に取り組むべきと言われるが、利益も出さなければならない。しかし単に取り組む姿勢を見せるだけでは十分ではない。そんな危機感を感じた出張であった。