保険会社は駅前の一等地に自社ビルを持っている事が多い。疑問に思い調べてみると、保険会社は顧客から預かった保険料をテナント料等で運用し、顧客への保険金を支払っているそうだ。運用するには土地代が高いところの方が有利との事でそのような場所にビルを持っていたのだ。また先日、日本人3名が青色発光ダイオード(LED)でノーベル物理学賞を受賞したという喜ばしいニュースが流れた。どのような点が凄い事なのか。実は青色LED自体が評価されたのではなく、青色LEDの発明に伴い、可能となった技術こそがノーベル賞授与にあたるそうなのだ。赤と緑のLEDは一般的に存在していたが、光の三原色である青色が加わることで、ほとんどの色、特に白色が表現できるようになった。それがLEDランプの普及に繋がったのだ。不思議と思っていた事でもよくよく調べてみると理由がある。対象への理解と正しい知識があってこそ正しい評価ができるのだと改めて実感した。