先日、京都の清水寺で一年の世相を一字で表す今年の漢字が発表された。昨年はオリンピックにおける日本人選手の活躍で多くの金メダルを獲得していたことから「金」であったが、今年は「戦」が選ばれた。ロシアによるウクライナ侵攻の戦争、北京オリンピックやワールドカップでの日本代表の挑戦、度重なる生活用品の値上げとの戦い、コロナとも戦った一年だった。来年はポジティブな漢字が選ばれる一年となることを祈りたい。今年もあと3日、1年の終わりに近付き、自然とこの1年を振り返ろうという気持ちになるかと思う。私は近年、物忘れが多くなった為、記録を残そうと決めて1年をスタートした。1年を振り返るには、この記録で反省もでき、今後の対策を考える上で役立つ。皆も意気揚々と今年の1月に、今年は何かを始めよう、これを達成しよう等と掲げたことはなかっただろうか?それは達成できただろうか?そして、その時の意識やモチベーションは1年間維持できただろうか?1年というのは何かを維持し続けるにはとても長く、何かを達成するにはとても短い時間だ。成功した人たちは大きな最終目標達成の為、日々細かな行動計画を立て、挑戦、達成を繰り返して地道な努力の積み重ねの結果を出した人たちであろう。うやむやのまま1年の目標が立ち消えてしまった方々は、是非この反省を来年へと活かしてほしい。このまま漠然と「失敗したな、来年頑張ろう」などと思っていると、同じことの繰り返し。目標やモチベーションは、一体いつ消えたのか。それはなぜ消えたのか。達成のための道筋は立っていたのか。意識の変え方1つで、来年の仕事の成果も変わるはずだ。今年の取り組みを越える来年1年間を過ごすために、残り3日で丁寧にこの1年を振り返ってみてほしい。今日で第19期も終わりとなる。これも多くの取引先皆様のご支援、また社員全員の頑張りもあってのことと感謝している。まだまだ今年解決できなかった課題、問題も残っているかも知れないが来期は20期の節目の年。年末年始でリフレッシュし、良いスターが切れるよう願うばかりだ。一年間ありがとうございました。