人には、それぞれ様々な事情があるが、1日が24時間しかない事は、誰もが平等に同じ条件である。仕事においては、毎日付けている作業ログにより今日の作業は何時間、何をしたかが日々可視化されている。その限りある中で、その日の「時間を守る」というのは人として社会人として基本中の基本である。何故ならば、約束した時間が守られなければ、約束の先に居るお客様や関係者全てに迷惑がかかるからである。私が新入社員時代に、当時の上司から教わった時間に対する考え方で「約束した時間に遅れると言う行為は、相手の時間を奪っている事を自覚しなさい」と教えて頂いた。これは当時の私にとって、時間に対しての考え方の基本となる、とてもいい教訓を頂いたと思い、いまでも大切に意識している。しかしながら、ちゃんと実践できているかどうかは、また別問題である。家庭、私生活においては、仕事より時間に追われているという感覚が強く、何よりも効率重視・なるべく時短・手抜き上等でこなしてはいるが、色々しても自分の時間はほぼゼロの状態である。常に時間を意識しつつ、余裕をもって行動できる人間でありたい。皆も有意義なライフワークバランスが出来るよう、いま一度 時間の考え方を見直して頂ければ幸いだ。