セレンディピティという言葉はご存じだろうか?セレンディピティとは思いもよらなかった偶然がもたらす奇跡という意味だ。昨今のITの進歩により、色々な情報はユーザが好きなタイミングで、欲しい情報を選ぶことが簡単になった。以前の情報収集はテレビやラジオや書籍からしか収集できなかったが、インターネットの普及により様変わりしたのだ。利便性は非常に良くなったが、その反対、好きなもの、興味があるものしか選ばなくなってしまった。それは新しい出会いを失ってしまっている側面がある。コンテンツの配信事業者は今セレンディピティの演出が今後の課題らしい。私はSEとして複数のプロジェクトを経験したが、そこで知り合った人たちや当時のお客様とは今でも良いお付き合いをさせていただいている。一方で、今、営業として知り合った方々との関係性の構築が形骸化してしまっているのではないかと危惧している。これから新しく出会う方々と訪れる奇跡を形にするため、広くコミュニケーションを取っていきたい。