最近読んだ本に初心を思い出させてくれるフレーズがあった。ある人が才能に恵まれた別の人に対し、嫉妬に近い感情を持っており「あの人は才能があるからできるのだ」と上司に相談した時の、上司の一言である。「才能とは何だと思う?才能とはその世界に対する好奇心だ」この一言で初心を思い出すことができた。初めてやる仕事は分からないこと、難しいことが多く、覚えるまでは大変かもしれない。しかし好奇心を持って取り組めば知識が増え、経験を積めば自信もつき、やがて信頼されて仕事を任してもらえる良いスパイラルに入れる。好奇心を持って純粋に真剣に集中して取り組むことで自然と人より出来るようになっているとしたら、それが他人から見たら才能だと思われるのかも知れない。今任されている仕事はなかなかできない貴重な体験と捉え、好奇心旺盛に、楽しみながら仕事にあたり、周囲から嫉妬されるくらいの才能を発揮したい。