結婚し、北海道に移住して約2ヵ月が経ったが、一緒に暮らすことによって夫とごみの分別について認識が違っていることに気付いた。私は社内でSDGsの取組を行っていたり、実家での習慣もあって、例えばお惣菜のパック等は洗って廃プラスチックとして分別しているが、夫は汚れたプラスチックは洗わずに全て燃えるゴミとして捨てていた。分別して廃プラスチックとして出せばリサイクルされて再びプラスチックに戻して再利用することが出来るが、分別せずに可燃ゴミとして出せば焼却処理されることになる。その際に有害物質を発生させて地球温暖化を招いたり、そもそも償却に要する燃料がかかる等、結局は自分たちの生活に跳ね返ってくることになる。リサイクルにはお金がかかり非効率だという意見もあるようだが、実際はきちんとした分別がされていない為にゴミ処理業者が分別する手間が人件費としてかかっているのが原因だそうだ。私が現在住んでいる地域では、廃プラスチックゴミは回収が無料であり、きちんとゴミを分別すれば地球にも家計にも優しいのだと伝えたところ、翌日から夫も分別をきちんと行ってくれるようになった。一人でも多く普段の生活の中でゴミの分別を見直すことによって、資源を無駄にせず地球にも良い環境を与えることが出来るのだと認識してもらいたい。