最近大手電気会社が、無菌環境の工場内で野菜を栽培する【先端農業事業】に取り組んでいる。主要であった半導体部門の海外流出が止まらず、空いた国内工場の有効活用という事で始まった新しい事業だ。外部環境に影響されず、無菌環境で育てられた野菜は菌に晒されることが少ない為、育つ速度も速く、市場に並んでからももちが良いそうだ。国内の食料自給率は、私が生まれた頃は70%を越えていたが、現在は39%まで落ち込んでいる。人間は食料がないと生きていけない。国内の自給率が下がっていく事にもっと危機感を持つべきだと思う。皆も、今一度考えてみてはどうだろうか。