私は名前を覚えるのが苦手だ。顔を覚えるのは得意なのだが、名前に関しては1発では全く覚えることが出来ないのが悩みだった。この4月から新生活が始まった方も多いと思うが、新しい環境になるに従い、必ず付いて回ることだと思う。私が意識していることは、とても当たり前で簡単なことなのだが、名前を呼ぶということ。声をかける際に「すみません」と話しかける人が多いと思う。実際声かけられた側、少なくとも私は寂しいなと感じてしまうことがある。そこで「○○さん」と付け加えてみる。すると途端に親しげになり相手との距離が縮まり、名前を呼ぶことで自分自身でも覚えることが出来る為、一石二鳥だ。とは言え、つい使ってしまいがちな「すみません」。日本語だと謝る場合以外にも、ねぎらいの際や呼びかけの際にも用いられ、便利な言葉だ。しかし英語だと「im sorry」と訳され、外国人の方が聞くと何故日本人は謝っているのか?と不思議に思うそうだ。また、ビジネス上でも使う相手や状況によっては不適切と捉えられてしまう。社会人であれば「すみません」一言で済ますのではなく、呼び掛ける時は「失礼します」謝る時は「申し訳ございません」ねぎらう時は「ありがとうございます」等、その場に応じた相応の言葉遣いを心掛けるようにしてみる必要があるのではないだろうか。