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3分間スピーチ

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H・Kマネージャ(♀)

受け入れること

H・Kマネージャ(♀)

先日、発達障害を持つ親御さんの講演会に参加してきた。発達障害とはストレス等の心理的要因ではなく、生まれついての脳の発達要因に伴う障害のことでアスペルガーや注意欠陥、多動症、学習障害、自閉症など幅広い概念を指す。多くの発達障害者には神経過敏や強いこだわりが見られるが、健常者と見た目があまり変わらない為に、多くの方が理解を得られず生きづらい生活を送っているそうだ。一つの例として、ティッシュケースの色や並び方、ティッシュの出方にまで強くこだわり、一つでも違うととても機嫌が悪くなるそうだ。このような行動も一つの個性と受け止め、誰もが平等に幸福を追求する権利を有する為には、相手を理解することが大切だ。日本でもむやみに差別することなく、誰しもが平等に生活できる為の合理的配慮という考え方が広がっている。環境を整えたり、適切なサポートを施し、皆が自分らしく生きるための必要な調整を行うのだ。相手の考えや感じ方を理解して配慮して思いやりをもって受け入れてあげることこそが、より良い未来へと繋がっていくのではないだろうか。