息子が今年、野球部に入部したことで我が家でもプロ野球を見る機会が増えた。今年はすでにパ・リーグ、セ・リーグともにシーズンが終了しており優勝チームが決まっているが、どちらのリーグの優勝チームも昨年は最下位チームだったというから驚きだ。最下位から優勝へと導いた方法について監督がインタビューを受けていたのだが、それによると実績のあるベテランよりも勢いに乗っている若手の起用に踏み切ったり、お風呂やサウナなどの野球以外の部分でコミュニケーションを取るように心がけたりしたそうだ。また、技術的なところで言うとメジャーリーグで使用している最新のデータ分析機器を導入して分析に活かすなど、DXをうまく取り入れた練習も行っていたそうだ。積極的にコミュニケーションを取りチームの雰囲気が良くなると、自ずと皆の士気も上がり、勝利も近くなってくる。野球とITという全くの畑違いではあるが、仕事においても見習える部分は多い。今は新庄監督が新しく就任して大きな話題になっているが、現役時代からかなり華やかな選手であっただけに起爆剤としての活躍を今後を楽しみにしている。