新入社員の新人研修が終わり各々のプロジェクトに参画して業務が始まった。新人だけでなく、誰もが最初はわからないことばかりで不安も多いだろう。しかし不明点とは逆に言えば、それだけ知識を得られるということだ。まずは多くの不明点を挙げて、それを解消していき業務に慣れてもらいたい。業務に慣れだすと不明点はどんどんと少なくなってくる。しかし、不明点が無くなるということは絶対に無い。逆に知識を得てくることで見えてくる不明点も出てくる。どんな小さなことでも、仕組みや成り立ち、どのようにしたらどのような流れになるのかを突き詰めて考えてほしい。これは新人社員だけでなく私自身にも言えることだが、考えることを止め、分かったつもりになってはならない。分からないまま放置してしまえば、曖昧な知識だけになってしまう。「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」とも言うが、新卒社員は「プラチナカード」を持っている。自分の知らないことは積極的に自分で調べ、それでも分からなければ周りの先輩方に聞き、どんどん知識を増やしていってもらいたい。