作業領域と聞いて何を思い浮かべるだろうか。身近なところで言えばデスク、生活で言えばキッチン等、またシステムなどではPCや携帯電話のメモリなども作業領域と考えられる。料理をする際、キッチンの作業領域は広く保ちたい。その為に使用した調理器具等は片付けながら料理をするのだが、そうすると効率的に複数の料理が出来、その後の片付けももちろん早く終わらせることが出来る。片付けながら料理をするというのは一見難しそうに思えるが、鍋を温めたり、煮込んだりしている間にしたり、作業場所が無いなと思ったら空けると意識すると意外と簡単に出来ると思う。また、私たちはパソコンを使って仕事をしているが、デスクトップはどのような状態になっているだろうか。よく見るのは一時保存場所としてデスクトップを指定し、そのままになっていてデスクトップ一面にファイルやフォルダが散乱している状態だ。最近はWEBミーティング等で画面共有をすると相手に見られてしまうこともあり、少し気にする方も多いと思う。そんな時は「マルチデスクトップ」という機能がお勧めだ。1つの画面で複数のデスクトップを置くことが出来る為、うまく使えば真っ新なデスクトップでミーティングをすることが出来る。しかし、だからと言って何でもかんでもデスクトップに置いてしまうのは見直して欲しい。ファイルを間違えてしまったり、ファイルを探すのに時間がかかってしまったり、重要かどうかの分別を付けるのも難しくなる。他にも物理的に大きいモニターを使用したり、使いやすいキーボードを使うのも良いだろう。是非、意識的に作業領域を改善して業務効率をアップしてみてもらいたい。