人それぞれ、仕事が出来ると思う人と出来ないと思う人は違うだろう。私が考える仕事が出来る人とは、時間内に求められたタスクを終わらせることの出来る人だ。日本ではだらだらと残業するのが美徳という風習が未だ根強く残っているが、海外では定時内で仕事が終わらない人は、自分で仕事量をコントロール出来ない人だと見られる。つまり残業しない人は、自分で仕事量やペースを配分し対応できる、仕事が出来る人ということになり、私もそれが尤もだと思っている。そして私が思う仕事の出来ない人、それは自分の意見が無い人だ。新人の時はともかく、社会人になって何年か経ていれば仕事のノウハウもかなり掴めてくる。そうすると自然と色々な疑問が湧き出すはずだ。しかし上司や相手の言うがままに疑問も持たずに居る人は、それはお客様の立場に立って物事を考えられないのではないか。私も仕事上、色々な役職を任されてきたが、会議をしている際に参加者からの発言が無いと議題の方向性や結論が決まらずに苦労する。何故?何故?と疑問を持つことがプロジェクトを円滑に進める為の第一歩だと考える。各々、仕事が出来る人と出来ない人の定め方は違うだろうが、出来ると思う人をお手本に、また出来ないと思う人を反面教師にすることで、自分自身の成長の近道としていくと良いのではないだろうか。