先月、某大手通信キャリアが不正アクセスの被害を受けたというニュースがあった。逮捕されたのは中学生と高校生のグループで、生成AIを活用して不正ログインを行い、転売用のプログラムを作成。最終的に750万円相当の暗号資産へと変換していたという。この事件を通じて、ITリテラシーの高くないユーザでも、技術的な知識以上のものを容易に作り出せる時代になったことを改めて実感した。一方、被害を受けた通信キャリアでは、1アカウントで最大15回線もの契約が可能だったという。このような仕組みが悪用されることは容易に想像できるが、実際に犯罪に利用されてしまったのは残念だ。こうした脆弱な契約システムを放置していた点については、キャリアだけでなく総務省の対応にも改善の余地があると感じる。AIは今後、ますます社会に不可欠な存在となる。一方で、情報セキュリティの重要性はこれまで以上に高まっており、その水準を引き上げることが急務である。技術の進化に対応し、安全な情報社会を実現するために、自身も引き続き学び、成長していきたい。