皆は「リスキリング」という言葉をご存じだろうか。リスキリングとは、働き方の変化によって今後新たに発生するであろう「業務で役立つスキルや知識の習得」を目的に勉強する取り組みを指すそうだ。現代社会は第4次産業革命に突入しており、人に代わってロボットが活躍しているケースが増えている。例えば商品の製造や、事務作業、倉庫での肉体労働など。業務がロボットに置き換えられると、人の仕事が失われる可能性が危惧されるが、その一方で新たな業務も発生する。「ロボット内のプログラムを設計する業務」や「社内システムを管理する業務」等だ。これらの業務はスキルを習得していなければこなすのが難しく、そこで必要となるのが「リスキリング」だ。リスキリングを行うことによって、新たな業務に関するスキルや知識を得て、たとえロボットに仕事を奪われても別の業務に就けるのである。今リスキリングが話題になっている背景の1つとして、DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進が世の中に浸透してきたことがある。コンピュータやAIなどを活用することで、業務効率のアップや質の高いサービスの提供が可能になり、事業運営に良い影響を与える。それを現場で活用していくには知識とスキル無では不可能なのだ。リスキリングには可能性が秘められており、社訓の「常に時代をリードする」ためにも、必要だということが伺える。私も日々空いた時間をリスキリングに当て、知識とスキルを得て仕事に役立て、会社に貢献していきたい。