今年年流行ると予想されているものの1つに「chat GPT」というものがある。チャットGPTはアメリカのOPENAI社が昨年11月にリリースした対話型AIツールでリリースから2か月でユーザー数を1億人突破したそうだ。この1億人突破はTikTokですら9か月、インスタグラムに至っては2年半を要したことから、如何に期待が大きいか伺える。またグーグル社もこのツールの登場で検索サービスが脅かされるということで緊急事態宣言を出して対応に当たっているとのこと。ではこのチャットGPT、何がすごいのか。今までもSIRIやアレクサなど対話型のAIはあったがこれはディープラーニングという手法で文法、言い回し、表現を学んでいき流暢に答える。例えば「立川市」と打つと立川市のことが羅列されるのは当然だが、その後に「食べ物」と打つと立川市の食べ物について、毎回違った答えが返ってくるという点が画期的だ。今後は宿題やレポート、記事や文章を考えたり、お店の口コミも自動返信したりと様々なサービスで利用出来そうである。一方、私たちのIT業界においても、プログラムのコーディングなどもサポートされる時代がやってくると思う。チャットGPTだけではないが「AI」と「人間の思考力」の両立、これが私たちの課題だと感じた。是非一度お試しいただきたい。