スマート家電というワードはご存じだろうか。スマート家電とはスマートフォンやネットワークを通じて家電を繋げて連携することである。少し前まではAlexaやgoogleHomeなど声で家電を動かすものが流行っていたが、最近は更に機能が拡張し、進化している。携帯充電器ぐらいの小さなHUBとWi-Fi等を繋ぎ、外出先からでも家電を動かすことができるようになっているのだ。例えば赤外線で動くエアコンや照明、テレビ等はもちろん、物理的なスイッチやコンセントのオン、オフ、センサーや監視カメラ等も設置できる。使い方としては、温度計とエアコンや扇風機を連動させ、30度以上になったらエアコンを起動させたり、夜になったら間接照明をつけたり、玄関に置いたNFCタグを携帯にかざして10秒後に鍵を施錠したり、全ての家電を停止させたりもできる。このように、遠隔操作やスケジュール設定が細かくでき、使い方次第では便利になる。加えて電気代が高騰している今、消し忘れ防止にもなり、節電効果にもなるのではないかと考える。スマート家電はAIの発展と共に、より便利になり今後も発展するのではないだろうか。