業務上でやることが多すぎて手をつけられない、頭の中がごちゃごちゃになってしまうといった悩みを抱えている方は多いのではないだろうか。こういった悩みはアウトプットすることで解決するかもしれない。とある脳神経外科医によると、一度に脳内に留めておける要素はたったの3~7つだけなのだそうだ。たとえやるべきことやいいアイデアを10個思いついたとしても、半分ほどは忘れてしまうという。それを防ぐためにはアウトプット、つまり書き出すことが大切だ。書き出すことで頭の中も整理され、具体的に整理されることで次に何をしなければならないかが明確になり、行動力アップにつながるだろう。また、業務以外でも腑に落ちないことや後味のよくないことがあった場合、気持ちをあるがままに書き出すと、自分の内面を客観視でき、気づきを得られるそうだ。「○○だから不快だったのか」「△△がなくなれば不安も解消できそうだ」といった具合だ。これによって、否定的な感情を落ち着かせてポジティブな行動をとれるようになるのだ。アウトプットは行動力、心の安定につながる。今の自分より一歩でも二歩でも成長するために、アウトプットを心がけてみてほしい。