私はYoutubeでeスポーツを観戦するのが趣味だ。eスポーツとはコンピュータゲームをスポーツ競技とするものだが、近年、急速に進化し続けており、近々オリンピックの種目としても採用されるのではないかと言われている。世界大会では多くの観客が会場を埋め、選手の戦い方を見守る。賞金も、歴代の最高賞金総額は2021年に開催された1800万ドル、日本円で直すと約20億円と驚くような金額にまで膨れ上がっている。eスポーツの広がりの中で子供の頃によく遊んでいたスーパーマリオが、いかに早くゲームをクリアできるか競うリアルタイムアタック(RTA)という競技になっていたり、友人とよく遊んでいたゲームが競技になっていたりと、時を経てゲームの内容は変わらずとも取扱いが変わっていることが多く興味深い。日本はeスポーツ業界の中では遅れていると言われているが、近頃は世界に倣い、賞金の増加や選手の育成環境の保証など、選手が安心して練習したり、実力を発揮したり出来る環境が用意され、eスポーツの進化に繋がっている。そして、約半年前には、日本のチームが世界大会で3位を獲得したことが話題となった。これからも更なる広がりを見せるeスポーツを今後も注目していきたい。