先日、全社員研修が開催され、「No Connection, No
Change-繋がりがなければ変化も起こせない-」をテーマにコミュニケーションの重要性が語られた。私も現在、新卒採用の担当としてコミュニケーション能力の重要性を強く感じている。選考では応募者の限られた時間の中で人柄やポテンシャルを見極める必要があるが、認知バイアス(先入観や経験則などによる偏った判断)が公平な判断を妨げることもあるため、客観的データに基づいた判断や、話しやすい雰囲気を意識している。それでもときに疑心暗鬼になり減点式に捉えてしまうことがあるが、そんなときにはわが子の保育園の男の子の姿を思い出す。彼は、誰にでも明るく挨拶したり、ささいな変化に気付いて褒めてくれたり、心を開いて接してくれる為、わが子も彼に会うのを楽しみにしている。研修でも「多様性を重んじ、相手の話を最後まで聞くことが大切」と教えられたが、子供のようにバイアスなく純粋に他者と向き合う姿勢に学ぶべきものがあると感じる。今後もポジティブかつ公平に、会社の未来を担う人財の発掘に努めていきたい。