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3分間スピーチ

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K・Kさん(♀)

私が新卒としてTWSへ入社してから早いもので1年が経とうとしている。入社した当時は右も左も分からない状態で、ただ言われたままに仕事をこなしていたが、1年経って業務にもやっと慣れ始めてきたと感じている。しかし、この「慣れ」が油断の元にもなることを忘れてはならない。会社でも「初心忘るべからず」と言われているが、学生時代のアルバイト先では「毎日が初日だ」と口を酸っぱく教えられていた。例え、以前に行ったことがある業務だとしても同じだと思ってこなすではなく、新しい仕事に取り組む気持ちで行えば緊張感を持って業務に取り組むことが出来る。また新しい気持ちで行うことで、何か新しい発見があるかもしれないからだ。この4月から後輩が入ってくる。社会人2年目は、気の緩みからミスが多くなると言われているが、私も心機一転、新しい気持ちで業務に向き合うことで、気の緩みを引き締めていきたい。

N・Oさん(♀)

各地で大きな災害をもたらした東日本大震災から、今日で10年が経った。当時、私は中学3年生で、3月11日は高校入試の合格発表だった。喜んでいたのも束の間、大震災が発生し、大規模なネット障害や津波の凄惨な映像がテレビで繰り返し流れていたのを覚えている。あれから10年。数日前からテレビでは被災地の復興や、震災が起きた時の対策などを特集で流している。当たり前のことではあるが自然災害は時間も場所も選んではくれない。東日本大震災は午後2時46分に発生し、下校中の学生や仕事中の社会人を直撃した。阪神淡路大震災や熊本地震は深夜から早朝に発生し、まだ就寝中の家庭が多く巻き込まれてしまった。震災の非常時対策はいくらしても万全とは言い切れない。いつ、どんな時に、何の災害を被災したかをいくつも想定して対策を練る必要があるだろう。震災当日である今日、Yahoo!とLINEでは「3.11」と検索すると一人当たり10円の寄付が出来る。他にも募金やボランティアなど、支援の方法はたくさんある。まずは震災の怖さを忘れずに、被災地の復興に向けて惜しみない支援を行っていきたい。

S・Kさん(♂)

仕事をする上で一番求められるものは「スピード」と「正確性」だろう。仕事のスピードが速く精度も高ければ申し分ないが、なかなか難しい。かく言う私も正確性は高い方だと自負があるが、スピードは決して速いとは言えない。逆にスピードは速いが正確性にはいまいち欠けるという人も居り、お互いがお互いをフォローし合う体制が取れることが望ましい。実際に以前、ツール改修をする案件があり、作業スピードの速い人と組んで作業を行った。相手に先行してツール改修をしてもらい、その後追って自分が改修したツールを見直していくという作業手法を取ったところ、結果としてお互いを上手くフォローすることが出来、クオリティ、スピード共に高いものを作ることが出来た。お客様にも大変満足していただき、自分にとっても大変自信に繋がった。人にはそれぞれ強みと弱みがある。強みを伸ばし、弱みを互いにフォローし合う環境を作り出せれば、お客様にもより良いサービスを提供することが出来るだろう。

Y・Kさん(♂)

人それぞれ、仕事が出来ると思う人と出来ないと思う人は違うだろう。私が考える仕事が出来る人とは、時間内に求められたタスクを終わらせることの出来る人だ。日本ではだらだらと残業するのが美徳という風習が未だ根強く残っているが、海外では定時内で仕事が終わらない人は、自分で仕事量をコントロール出来ない人だと見られる。つまり残業しない人は、自分で仕事量やペースを配分し対応できる、仕事が出来る人ということになり、私もそれが尤もだと思っている。そして私が思う仕事の出来ない人、それは自分の意見が無い人だ。新人の時はともかく、社会人になって何年か経ていれば仕事のノウハウもかなり掴めてくる。そうすると自然と色々な疑問が湧き出すはずだ。しかし上司や相手の言うがままに疑問も持たずに居る人は、それはお客様の立場に立って物事を考えられないのではないか。私も仕事上、色々な役職を任されてきたが、会議をしている際に参加者からの発言が無いと議題の方向性や結論が決まらずに苦労する。何故?何故?と疑問を持つことがプロジェクトを円滑に進める為の第一歩だと考える。各々、仕事が出来る人と出来ない人の定め方は違うだろうが、出来ると思う人をお手本に、また出来ないと思う人を反面教師にすることで、自分自身の成長の近道としていくと良いのではないだろうか。

A・Hマネージャ(♀)

「三点リーダー症候群」という言葉を聞いた事はあるだろうか。「○○ですが…」と末尾にドットを付け、文章を終わらせる人の事を指すそうだ。言いたいことがある、続きがあるが言いづらいという場合に使われがちで、使い方によっては表現を広げてくれる便利な記号であるが、逆に自らの責任を逃れ、相手の捉え方に委ねるといった形で使われることもあるそうだ。お客様への文章においてはこのような手法を使う事はないと思うが、社内等でのやり取りでは使ってしまう事も多く、責任を逃れようとしていると思われても仕方がない。「○○ですが…」と終わらせるのではなく「○○ですが、このようにしてはいかがでしょうか?」と相手にどうして欲しいのかを付け加えることで相手に対する安心感が増す。確かに、自分が上司に質問した際「こうして下さい」と言い切っていただけると安心して仕事を進められる。このように言い切れるようになる為には、まず自分の知識を増やすことが重要だ。現状に満足するのではなく、日々学ぶ姿勢を大切にし、自分の言葉に責任を持って言い切れる事を増やしていきたい。

M・Iさん(♀)

標的型メール攻撃というのは、特定のターゲットに対し、悪意のある添付ファイルやURLを送り付け、個人情報等を盗み取るというサイバー攻撃の一つだ。あるお客様からこの標的型メール攻撃の模擬訓練を依頼され模擬訓練を行ったのだが、1回目のメール開封率は30%。2回目は更に巧妙に装って開封率を上げようとしたところ、逆に開封率が5%程度に留まってしまった。何故開封率が一気に下がってしまったのかをお客様に確認したところ、模擬訓練の当日に訓練を実施すると知らなかった社員の一人が、標的型メール攻撃について注意喚起したからであった。お客様は模擬訓練が失敗してしまったと気落ちしていたが、訓練は失敗ではない。1回目の模擬訓練の結果がちゃんと活かされ、常日頃から自分たちで注意喚起するようになった結果、開封率が5%に留まったのであり、逆に訓練は成功したと言えるのではないか。オリンピックが近づくと、標的型メール攻撃以外にもサイバー攻撃は更に巧妙さを増しながら増えてくる。私達も常日頃からサイバー攻撃の脅威を認識し、普段の日常でも気を緩めず気を付けていきたい。

Y・Yサブリーダ(♀)

私が社会人になって一番最初に教えられた言葉、それは「初心であれ」である。社会人になって10年以上経つが、今でも事ある毎にこの言葉が思い浮かぶ。「初心であれ」は、社内でもよく言われている「原点回帰」や「初心忘るべからず」とほぼ同義の意味だが、私は初心に立ち戻るのではなく、常に初心の気持ちで何事にも挑むようにとよく言われた。社会人になって初めての時は、右も左も分からず何事にも一生懸命だ。しかし2年、3年と時が経つごとに初心を忘れ、緩みが出てきてしまう。その緩みこそがミスに繋がり、相手からの信頼や気持ちを裏切ってしまうことになる。そのようなことにならないよう、私は常に「初心であれ」を心に留め、初心であるように心がけている。現在、私は入社説明会の実施や新入社員教育を担当しており、入社間もない人達と触れ合う機会が多い。自分もそうであったように、入社したばかりの頃は未来に向けて期待を持つ反面、不安になることも多いだろう。だからこそ、TWSが一番大切にしているGNO(義理・人情・思いやり)を言葉だけでなく働き方や行動で示し、安心して業務に取り組めるよう気持ちを込めて業務を進めていきたい。

K・Sさん(♀)

先日、携帯会社大手2社が契約の解約ページとモバイルナンバーポータビリティのページを、意図的に検索避けとするようにしていたことが発覚した。検索避けとは、YAHOOやGoogle等の大手検索エンジンに検索キーワードを入れて検索してもヒットさせないようにする方法で、意図的に実施しなければ出来ない為、言い逃れの出来ない案件である。会社指示なのか、はたまた個人の勝手な判断なのかは不明だが、契約解除はどの会社でも出来るだけ抑えたい事案だろう。しかし、単に検索避けを外せば信頼もイメージも元通りと言う訳にはいかない。このように目先の利益を追った利己的な部分が一度でも明るみに出てしまえば、ブランドイメージの低下は免れず、またユーザの信頼度も一気に下がってしまう。これはしばらく続くだろう。例え意図しない小さなミスだとしても、大きなクレームに発展する可能性があることを常日頃から意識し、一人ひとりが意識して取り組んでいくことが大切だろう。

Y・Aさん(♀)

実は私は印鑑があまり好きではない。年度変わりとなり、業務だけでなくプライベートでも印鑑を押印する機会が多くなったが、上手く押せたと思っても斜めになっていたり文字が掠れてしまったり、それ以外にも印鑑を忘れてしまったが為に再度出直さないといけなかったりと、何かと不便なことが多いからだ。そんな印鑑だが、多くが丸い形をしているのには意味があるのを知っているだろうか。印鑑が丸いことで、押印前に上下左右を確認してから押す等で慎重になり、押印する前に一瞬の「間」が生まれる。ほんのわずかな時間ではあるが、この「間」に印鑑を押すことによって生じる責任や誠意を今一度考えるゆとりを持つようにという意味で、印鑑は丸い形になっているそうだ。また私のように押印が苦手な方は、書類と印鑑を逆さにすると上の印を確認しやすく曲がらなくなる。また押印した時に「の」の字を書くように力を込めると上手く均等に押印できるそうだ。どんな気持ちで押された印鑑であれ、押印するからには責任が伴う。印鑑の廃止も検討されている昨今ではあるが、印鑑を押す一瞬の間を忘れず、契約には真摯に向き合っていきたい。

迎社長(♂)

2021年3月に入り、気付けば3.11東日本大震災から10年が経つ。当時、私は立川青年会議所の一員として、震災の1か月後にはボランティアとして石巻市へ向かった。当時の石巻市は震災の爪痕が色濃く残っており、道路に残るヘドロや津波跡、数階建てであろう建物の屋上に船が刺さっていた光景は衝撃そのものであった。当時の映像で目に焼き付いているのは、津波が数百メートル後ろから瞬く間に迫りくる瞬間に高台の崖に必死に駆け登る人の姿。どうにか高台に登った直後、その津波に車や家が飲み込まれていった。自分だけは逃げて助かる。誰かを助けて津波に呑みこまれる。こんな葛藤と現実を現地の方々が言っていたのを思い出す。生死にかかわる苦渋の決断を瞬時に。。そのトラウマは、今を生きる上でも当時の記憶は消すに消せないはず。「もし、あの時が最後だと分かっていたら」震災から1年後の式典での朗読を私は忘れない。当時の中学生が朝家を出る前にお母さんに「うるさい。しつこい」と反発した生意気な言動が最後となってしまったという後悔のスピーチに心打たれた。復旧と復興は異なる。「復旧」とは元の状態に戻すこと「復興」とは一度衰えても再び盛んになること。被災地は果たして復興出来ているのだろうか。答えは否だろう。来年の秋には汚染水が入る貯水タンクが許容量満杯となるが、10年経つにも関わらず未だその後の対応は決まっていない。この3分間スピーチの場でもよく「当たり前は当たり前じゃ ない」と皆が心に残るスピーチをしてくれているが、まだ対岸の火事・他人事から抜け出せていないと感じる。コロナ禍が続く中、今年もすでに2ヵ月が過ぎた。年度末の3月。振り返って後悔しない為にも、今月が勝負である。