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3分間スピーチ

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Y・Mマネージャ(♂)

4月にTWSへ新卒社員が入ってきて約1ヵ月が経ち、現在は新入社員研修を受けているところだ。TWSはIT企業であり、今後新入社員の皆さんはITエンジニアを目指すこととなるだろう。恐らくどの言語を勉強すれば良いのか何を目指せば良いのか、悩みは尽きないと思うが、私からのアドバイスとしては「基本をしっかりと学べば、どんなことにも応用できる」ということだ。例えば任天堂の看板商品スーパーマリオシリーズは、当初アセンブラというソフトウェアで作成されていた。しかしどのような仕組みなのか、アルゴリズムをしっかりと理解していればExcellのVBAでも作成できてしまう。まずは焦ることなく、どの言語や分野でも応用が利くようアルゴリズムをしっかりと勉強してもらいたい。私は以前、医療系企業で7年程開発と運用に関わっていた。そのプロジェクトでは責任者としてお客様から信頼をいただいていた反面、逆に自分が居なければ業務が円滑に進められないという課題もあった。教育とはただ仕事を教えるだけでなく人を育てる、つまり自分の後任として人間的に大成させることも指す。自分がやった方が早いからと、自ら対処してしまえば部下が経験する機会を盗んでいる、泥棒しているのと同じだ。どのような状況でも業務が円滑に進むように部下の「経験泥棒」になることなく後輩の育成に力を注いていきたい。

E・M執行役員(♀)

無趣味な私は、会社のイベントに参加するのが楽しみだったのだが、ご存知の通りこのコロナ禍における自粛の影響で中止を余儀なくされ、加えて友人らと会う機会もなくなり、ほぼ会社と自宅の往復のみで日々過ごしている状況だ。趣味を見つけようとしたものの、 実際に行動に起こすまで出来ていない。仕事が忙しいから、子供がいるから、等と思っていたのだが、ある記事では何かのせいにする人はやらなくていい理由を探しているだけだと書かれていたのを見て妙に納得してしまった。また先日、情報処理試験があった。自己採点ではあまり良くない結果で、年々、新しいことがなかなか頭に入ってこないと感じている。しかしこれも実は違うらしい。人間、思い込みで記憶スイッチがオフになってしまうそうなのだ。覚えられない、無理だ、と自制してしまうことで、本当に覚えられなくなってしまのだ。一歩を踏み出せないのは自分自身のせいであって、誰かや何か、環境のせいではない。新卒の皆もこれから試験を控えていると思うが、時間がないから、難しいから、と出来ない理由を並べるのではなく、自分はやれる、出来る、と考えることで大きな壁を越えていってほしい。

J・Sさん(♂)

4月となってTWSにも新しい風、新入社員が入社してきた。最初は分かることよりも分からないことの方が多いのは当たり前である。諸先輩方が3分間スピーチの場で何度か言った通り、技術は人に聞くだけでは身につかない。「技術は見て盗め」という言葉の通り、自分なりに思考錯誤しながらどんどん知識を吸収していって欲しい。また、ここ数日は気温が25度を超える夏日が続いている。私がTWSに入社した当時は、4月の夏日が1日も無かったことから地球温暖化や異常気象の影響も皆無とは言えなさそうだ。暑くなると、やはり気になるのはパフォーマンスの低下だろう。クールビズはもはや何処の会社でも当たり前のものとなったが、それでもノーネクタイやノージャケットだけでは、今の猛暑に立ち向かうには装備が足りないと言わざるを得ない。ただ昨今はデスクなどの卓上で使用出来る扇風機や、首からかけられる送風機など、様々な工夫がされたものが発売されている。また、手首や足首など首と付く部分を冷やすと効果的だ。これから季節が移り変わるにつれ、気温は勿論のこと湿度も上がって、日本特有のジメジメした夏がやってくる。大規模な改革は無理でも、小さな工夫で不快指数は下げれるはずだ。様々な工夫を取り入れながら、業務効率UPを図っていきたい。

Y・Nさん(♀)

4月に娘が高校に入学して生活スタイルの変化と共に、1日の中で娘と会う時間も少なくなった。今までは帰宅したら娘と会えていたが、アルバイトを始めたり友人と遊びに行ったりと帰宅しても必ず会えるとは限らない。だからこそ、少ない時間でも誤解なく必要なことがちゃんと伝わるよう5W1Hを心がけながら会話をしている。小さなことではあるが、このような工夫できちんとコミュニケーションを取っていきたい。また業務面においても、まだまだ教わる立場であることから空き時間を見つけてはノートを見返したりしている。教えてもらったことは自分で調べたことよりも忘れやすい。だからこそ、何度も繰り返すことが必要だ。継続は力なりと言うが、小さなことでもコツコツと毎日行い大きな成果となるように努力していきたい。

K・Hリーダ(♀)

言葉の3Dを知っているだろうか。「でも」「だって」「どうせ」の頭文字を取ったもので、3大ネガティブワードとしてビジネスでは出来る限り避けるべき言葉だ。日本では古来から「言霊」と言う呼び方があり、一般的には発した言葉には不思議な力が宿ると言われていた。しかし近年ではもう少し心理的な側面が強く、例えば、相手をポジティブな言葉を使って褒めれば、言われた相手は勿論のこと、発した本人にもポジティブな気持ちになることが分かっている。勿論、その逆も然りで3Dに代表されるネガティブなワードを使えば、相手も自分も気分が落ち込む。ネガティブな気持ちや言葉で何かを始めようとしても、絶対に良い方向へは進まないだろう。しかし、ネガティブな部分も別の言い方に変えればポジティブなワードになり得る。例えば「優柔不断」という言葉は「優しい」に、「頑固」は「貫き通す力がある」等と変えればネガティブな側面は鳴りを潜め、ポジティブな側面が見えてくる。ついポロリとこぼしやすい3Dだが、出来る限りポジティブなワードへと変換し、仕事もプライベートも良い方向へと導いていきたい。

H・Kさん(♂)

4月になり、仕事や生活での変化が起きた人も多いだろう。東京都でもまん延防止等重点措置が発令され、大阪では再度の非常事態宣言も検討中とのことで流動的な日々となっている。その中で、仕事と生活面についての自分なりのポイントがある。仕事面では、私は常に「探求心」を大事にしている。探求心とはつまり「何故」に要約されるのだが、何故このシステムを作っているのか、どうして必要なのかを突き詰めていくと、業務の前後関係や目的が明確化されて不必要な作業を無くしたり、後続作業の為に必要データを集める等、作業効率UPや自分のスキルアップにも繋がる。生活面では、皆は携帯電話の料金が毎月どの程度か把握しているだろうか。携帯電話などの通信費は家計の約3.5%程度を占めていると言われているが、もし月30万円の生活費だとすれば10,500円。決して安い金額では無いだろう。4月からは総務省からの要請で、携帯電話の乗り換え手数料無料が義務化され、大手3社では現行よりも更に安くなるプランを打ち出している。他にも格安SIMと呼ばれる通信各社が競っており、選択肢は広がっている。例えば、自分は通話をしないからデータ通信容量は少なくて良いとか、逆に無制限であるとか、自分のスタイルに合ったプランを選ぶことで、今よりも価格を抑えることが出来たり、ストレス無くスマホを使用できたりするだろう。コロナ禍もあり日々変化が目まぐるしい昨今ではあるが、自分なりにポイントを見つけて柔軟に対応していきたい。

S・Yさん(♂)

0.99と1.01の法則をご存知だろうか。迎社長がよく仰っているのでTWS社員にはお馴染みだとは思うが、4月になり新入社員も新しく入ってきたので改めて紹介したい。0.99と1.01の法則とは、通常を1とすると、毎日0.01、昨日より今日、今日より明日とほんのちょっと頑張ることで1年後には37.8倍の結果となり大きな力となる。逆に0.01でもさぼり続けてしまうと1年後には1出来ていたことが0.03まで下がり何も生み出さないという法則だ。例えば朝少しだけ早く起きて勉強してみたり、通勤時間を利用して課題を整理してみたりと、日々の努力は小さいものでも、それを1年続けることが出来れば、どれだけ大きい結果になるだろうか。私は明後日より新しいプロジェクトに参画する。このプロジェクトは長期に渡る予定であり、自身が成長する機会でもある。私も新卒に負けない様、日々コツコツと小さい頑張りを積みかさね、大きな結果を生み出せる人物へと成長したい。

A・Aさん(♀)

とある学校の理事長が以前「楽しい学校生活を送る為に必要なものは探求力・計画力・実行力であり、それを育むのは自立と自律だ」と仰っていた。「自立」は自ら立つと書く字の通り、人の力を借りずに自分で生活していく力で、「自律」とは自らを律する力、つまり自分の意思で取捨選択し未来を進んでいく力のことだ。理事長曰く、最近はこの「自律」が出来ない子供が増えているそうだ。自律の心が育たない主な理由は、親からの過干渉が挙げられる。少子化により一人っ子が増えることで、親からの愛情や目線が1人に集中し、つい親は子に自分の理想や概念を押し付けてしまいがちだ。結果、なんでも親がやってあげてたり逆に強制してしまうことで、意思が育たず自律の心が弱くなってしまうそうだ。自分から進んで物事を取捨選択しなければ、自律は勿論、知識も身についてはいかない。実際、私もTWS総合研究所に入社した際、誰かが仕事を教えてくれるだろうという受け身の姿勢となっており、上司より「自分が何を学びたいのか、その為に何が必要だと思うのかを考えなさい」と言われた。言われた当時はどうしたら良いのかと途方にくれたりもしたが、自分の未来像を描き必要なスキルや知識を導き出すことによって、受け身ではなく積極的な姿勢でもって勉強することが出来、そしてその知識は今の私の土台となっている。新社会人となった人たちは、まだ自分の未来像が描けてはいないかもしれないが、この貴重な研修期間を通して「自立」と「自律」の心を養っていってもらいたい。

A・Mさん(♂)

依然コロナ禍が長引いており、非常事態宣言が明けたと思ったら今度はまん延防止等重点措置が施行された。恐らく今年も昨年のGWと同じく、自粛ムードとなるだろう。自粛ムードが高まると旅行は勿論、人が集まる場所への外出も難しい。その為、私は自粛期間の休日はジオキャッシングというゲームを行っていた。ジオキャッシングとは、あまり聞き馴染みの無い言葉だが、実はGPSを使用した世界規模の宝探しゲームだ。まずは街中や山中など世界各地にプレイヤーが宝物を隠し、隠し場所の経度と緯度を示す。示された場所を元にGPSを使って隠された宝を探すというものだ。隠し場所はあらゆる場所で、単純にGPSを辿ってもなかなか見つけられないことも多い。その難しさこそが、世界中の人々を虜にしている理由でもある。GPSを使用しているゲームはポケモンGOやドラクエウォークなど沢山あるが、ジオキャッシングはただ辿り着くだけでなく、その場で宝を探さなければならない為、周りから見ると不審者に見えることもある。そんな時にはプレーヤーから「行動注意」などの注意喚起がされている。私は1人で行っているが、宝を見つけると中にはログシートという先に宝を見つけた人達の名前が書かれたシートがあり、別の場所で同じ名前を何度か見つけると、勝手ながらその人との繋がりを感じるものだ。長引く自粛で、なかなかやりたいことが出来ない時期ではあるが、工夫を重ねながら自分なりの楽しみを見つけてもらいたい。

H・Kさん(♀)

息子が高校に入学してからちょうど1週間になる。入学式も終わりホッとしたのも束の間、初日はネクタイの結び方が分からなかったり、通学方法が分からなかったりとギリギリになって慌てていた。インターネットで調べたことで、何とか事なきを得たが、昨今はいつでもインターネットで調べられる時代となり便利になった反面、入念に事前準備することが減ったように思う。もし今、インターネットが繋がらなくなったり、無くなってしまったらどうなるだろうか。そして多数の情報が得られる反面、得られる情報を精査する必要がある。その為に、情報を得る為にインターネットだけを使用しない方が良いそうだ。インターネット上には情報が溢れているが、不確定なものや不必要な情報も多い。溢れる情報を目にしていると自分の目的が曖昧になり、欲しい情報が不明確になりがちだ。まずは自分が欲しい情報、求める結果、アウトプットを想像し、紙に書き起こしてみる。そして、それを達成する為に必要なこと、すべきことを書き出していく。このようにある程度道筋を持って調べることで、欲しい情報に行きつきやすくなる。何かと便利になった時代ではあるが、その分、なおざりにされていることも忘れず、情報の活用方法について検討していきたい。