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3分間スピーチ

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N・H支店長(♀)

先日、普段慣れている作業でちょっとしたミスがあった。スマホでQRコードを読 み込むという単純な作業でiPhoneのコントロールセンターからのQR読込を行った が、それが上手く読み取られなかった。普段からやっていることなので、ブラウ ザ側の問題かと思っていたが、一緒に行った方は難なく読み取ることができてい た。そして、その方にも協力していただき、30分程一つひとつの工程を再確認し たところ、コントロールセンターからではなく通常のカメラからであればQRを読 み込むことができることが分かった。今まであまり意識せずに行っていた作業で あり、些細な違いに感じるが、慣れていたからこそ問題解決に時間がかかってし まったと感じている。次の作業に移るまでに時間を費やしてしまったので、小さ なミスでも最終的には大きな損害になることをしっかり頭に入れておき、慣れて いる作業でも出来て当たり前だと思わず慎重に取り組んでいきたい。

M・Nリーダ(♀)

TWSでは定期的に基本情報処理試験の勉強会を実施しており、このような機会を頂けることは本当に感謝している。私は基本情報処理試験には合格しており、実際には参加する必要はないのだが、先日久しぶりに参加してみた。その日の内容はネットワークに関してだったが、私は主に開発を行っていた為、あまりネットワークについての知識がなく、基礎的な事を大勢の人の前で質問し、少し恥ずかしい思いをしてしまった。ただ、その場では講師が丁寧に教えてくれたため、しっかりと覚えることができた。20年以上ITの仕事に携わってきても、実際に触れてこなかったものや、なんとなく分かった気持ちになっていたものが多くあると実感した。また、勉強会に参加して学んだことはこれだけではない。勉強会ではわかりやすく説明して頂いているが、自分が教える立場になり、相手に分かりやすく説明することは難しい。自分が分かる言葉で説明しても相手が理解できるとは限らず、相手がきちんと理解出来る言葉で伝えなければならない。IT技術の勉強だけでなく、話し方や伝える技術についても学び、後進の教育から会社の発展に寄与していきたい。

H・Tさん(♂)

「思いやり」というと、言葉は簡単だが実行するのはなかなか難しい。しかし、実際は皆さんも思いやりをもって行動していることがあると思う。本社では朝10分程度の掃除を毎日やっているが、何のためにやっているかと言えば、社員皆が気持ちの良い環境で仕事ができるように、お客様を綺麗なオフィスでおもてなしできるように、という思いが根底にあるはずである。それを面倒だとか、他の作業があるから、等ということでおざなりにしてはいないだろうか。誰かのためを思って行動することが「思いやり」である。このことに限らず、思いやりの気持ちを込めて行動することで結果は大きく変わってくる。仕事をする際には、相手がどのようなことを求めているのか、相手の立場に立ち、相手のためを思って行動することで、相手に寄り添ったより満足度の高い結果が出せるはずである。12日には緊急事態宣言が再び発令されるが、このような時代だからこそ、チーム全体で思いやりを持って行動し、会社のために戦っていきたい。

Y・Y専務取締役(♂)

季節の変わり目ということもあり、体調を崩す人が増えている。私も何度か急激に体調が悪化したことがあるが、体調不良に陥るとお客様や会社、ひいては家族と、周囲に多大な迷惑をかけることになる。若い人は、自分には関係ないことと思いがちだろうが、実際に自分も若い頃から飲み歩いており、40歳を過ぎた頃からガタがきはじめ、体調管理の大切さをひしひしと感じている。体調管理の方法として、私はまず朝起きたら体重と血圧を測るようにしている。数値で見ることで、客観的に自分の体調を把握する為だ。また歩数計アプリをスマホにダウンロードして、出来る限り歩くことを心がけている。コロナ禍でなかなかお客様へ訪問出来ない日々が続いているが、それでも1ヵ月1万歩を目標とし毎月達成している。少ないことではあるが毎日心がけることで、今年5月に測った数値よりも確実に良くなり、結果が出ている。皆も、健康だけでなく仕事面でも一度立ち止まって、やり方を見直してみてはどうだろうか。気付けば今年も半分が過ぎた。年末を笑顔で迎える為にも組織力を強化し、社員一丸となって下半期を盛り上げていきたい。

H・Nさん(♂)

数年前のとある事件で「忖度」という言葉が一気にクローズアップされ、その時に意味を知ったという方も多いだろう。この事件では悪い意味で使われてしまったが、実際には忖度という言葉は「相手の気持ちを慮る」という意味であり、日本人の良さを現したような意味の言葉だ。実は「忖度」には「推し量る」という意味しかなく、推し量った上で何かに配慮する場合は「斟酌(しんしゃく)」という言葉がある。「斟酌」とは、相手の気持ちを慮って相手の為に配慮する、つまり実際に行動を伴う言葉だ。コミュニケーションはどちらか片一方だけでは成り立たず、相互理解の上で成り立つものである。まずは相手の話をよく聞き、その上で自分の意見を述べることでコミュニケーションを取っていく。そして長い付き合いを行っていく上で忖度と斟酌を行い、信頼が生まれる。自分の気持ちを一方的に押し付けるのではなく、相手のことも慮ることで、より質の良い業務へと繋げていってもらいたい。

H・Oさん(♂)

皆は新聞を読んでいるだろうか。恐らく、特に若い人はWEBニュースを見るくらいで、新聞を読んでいると言う人は殆ど居ないのではないだろうか。実際に、約30年前には5,300万部発行されていた新聞は、現在3,500万部程に発行が落ち込んでいるそうだ。私は、社会人になってから日経新聞を取り始めたのだが、日経新聞と聞くとお堅いイメージが先行してしまうかもしれない。しかし、これを読むだけで日本の経済だけでなく世界の経済の動向も分かる。最近では新聞もWEBニュースに負けない様な色々な工夫がされており、インデックスの導入や今日の言葉なるトレンドワードの掲載、毎日の連載企画などが行われている。私が日経新聞を取り始めたのは、4月や9月頃になると各社で行われる人事異動の情報を知る為、営業で訪問した時の話題探しの為だ。やはり営業たる者、最新情報を知っていなければ話にならない。新聞は紙&WEB版も含めて1ヵ月で6,000円程度になり、若い社員にはなかなか入りにくい金額かもしれない。最近は紙でニュースを読む時代ではないかもしれないが、自分でニュースを取捨選択するWEB版とは違い、たまたま目に入ったニュースを読むという紙版もなかなか趣があるのではないだろうか。営業の皆は勿論、社訓にもある「常に時代をリードする」為にも、是非新聞を読んでみてもらいたい。

F・Sさん(♂)

私は釣りが趣味で、船に乗って東京湾に行くことがある。太刀魚という魚をご存じだろうか。1mほどの細長い魚で、釣り方に特徴がある。多くの魚では釣り方にだいたい決まったパターンがあるのだが、太刀魚はこのパターンが一貫していない。サバなどの切り身を針にかけるのだが、泳いでいるように動かしたり、静かに揺らしてみたりと、日によって様々なのだ。そうなると自分の知っているパターンだけでは釣れない時が出てくる。そんな時は釣れている人の釣り方を見て真似をするのが良い。よく釣れている人がいたら、自分の釣りを中断してでも見に行って釣り方を盗むのだ。太刀魚の釣り方に限らず料理人や職人の世界でも、技術は教わるよりも見て盗むものである。ところが、私たちのIT業界はその真逆ではないだろうか。技術がある人や生産性が高い人の隣でPC操作を見ていても、なかなか身につくものではない。そうなると、大事になるのは聞いて学ぶことである。バグが多いときはどうすれば良いか、テストの観点で不足がないかなど、IT業界では常にコミュニケーションを取り学んでいく姿勢が大切である。TWSでは人と人とのコミュニケーションを大事にしているが、私も普段から積極的にコミュニケーションを取り、個人のスキルだけでなく会社全体のスキルアップに繋げていきたい。

迎社長(♂)

先日、千葉で登下校中の小学生の列にトラックが突っ込み、5人の死傷者が出る事故があった。トラックの運転手は基準値を超えるアルコール量が出ており飲酒運転の疑いが出ているが、当日は元より普段から勤務前のアルコールチェックもしていなかったと言うのだから、個人のモラルは勿論、会社の管理体制のずさんさも伺え言葉も出ない。都市銀行で起こったシステム障害。大規模、かつ長時間に渡る障害であったが、まず一番最初にその障害を知るべきであろう頭取がその事実を知ったのは障害発生から3時間半後ネットニュースで知ったという。社員から「良い報告と悪い報告のどちらから聞きたいですか」と尋ねられたことがある。ビジネス用語に「バッドニュースファースト」という言葉があり、これは悪いニュース程早期に報告し、すぐに対処や指示を仰がなければならないというものだ。部下からの悪い知らせがトップの耳に入らない組織は危機への対応に失敗し、時代に適応できなくなってしまう。先月の研修でも話したが、たった一つのミスで全てが崩れてしまう。100-1=0の理論を皆も覚えているだろう。たった一人の不祥事で会社は潰れる。昨日、産まれたばかりの社員の子供に会ってきた。腕の中の小さな命を守るためにもTWSを守っていかなければならないと改めて決意した。凝り固まった固定観念や古い体質はどんどん改善し、一人ひとりが会社を守っているという意識を持たねばならない。いよいよ今年も後半戦。昨日までの意識を仕切り直して更なる成長の為に、皆の力を併せてもらいたい。

Y・Mさん(♂)

人前でスピーチする時や発表する時等、発言に説得力を持たせるにはどうしたら良いだろうか。調べたところポイントは3つある。まず1つ目のポイントは声の大きさだ。人は自信が無くなると声が小さくなる。逆に声が大きくハキハキ喋っていると、例え自信が無かったとしても自信があるように見えるそうだ。2つ目のポイントは容姿だ。容姿といっても顔の良し悪しではなく、姿勢、表情、ジェスチャーや服装、清潔感といった見た目全般を指す。人は視覚情報で80%、10%は聴覚情報でその他10%という割合で判断していると言われ、視覚情報の比重が高い。つまり見た目の印象が非常に大切となる。視覚から入ってくる情報に好感を持てば、自ずと発言も良く聞こえてくるものだ。3つ目は具体的な値を入れることだそうで、リアリティを持たせることで説得力を増すことが出来る。例えば「昨年度より売上金額UP」と書かれるよりも「昨年度より売上金額30%UP」とある方が、より具体的でイメージしやすい。今週金曜には入社して初めての中間事業報告発表会があり、各グループのリーダ・サブリーダが半期の事業結果を報告する。その発表を見て、先輩達の良い部分を見習い更に成長していきたい。

Y・Iさん(♀)

私は大学時代に心理学を学んだ。男女数名を2つのチームに分けてある実験を行った。Aチームには腕を組んだり、机に脚を上げるなどの横柄なポーズをとってもらったところ、男性ホルモン値が上昇した。すると、チャレンジ精神や物事に意欲的に取り組む意識が強くなったのだ。逆にBチームには体を縮こませたり、俯いたり、というポーズを指定したところ、強いストレスを感じたり、消極的な気分になったり、という実験結果が出た。人は気分が良かったり嬉しいことがあると自然と姿勢が伸びて顔が上向きになるが、実験結果からは気分が姿勢に影響を与えるだけでなく、姿勢が気分へと影響を与えることが分かった。仕事中でも、自信が無くおどおどした態度を取っていると、逆の相乗効果でより自信は無くなってしまうだろう。逆に不安な時こそ堂々とした態度を貫くことで、周りから見ても自信に溢れ、頼りがいのある人物になれるはずだ。まだまだ新卒ということで自信の無さが滲み出てしまっているが、7月から参画する新しいプロジェクトでは前を向き、自信を持って業務にあたりたい。