来週より新たなプロジェクトへ参画する。2018年頃より現在の業務に携わってきたが、寂しい気持ちと新たなプロジェクトへの期待とが入り混じっている。この5年間で、業務内でももちろん沢山の事を経験させて頂き、更に様々な役職も経験させて頂いた。時には辛い事もあったが、思い返してみると楽しかった思い出がとても多く、周りの方々に支えられて乗り越える事が出来たと改めて感じる。自分自身の成長が見て取れた5年間だった。来週からは全く違う業務を行うこととなり、不安もあるが、気持ちを新たに日々精進していきたい。
今年の自分自身の目標は、健康に過ごすことである。というのも、昨年は年始から複数日にわたって頭痛が起こり、病院で薬を処方してもらってようやく落ち着いたが、慢性的な肩凝りからくるものだった。更に、年末にはコロナウイルスに感染し、家族や会社にも迷惑をかけてしまったが、つまりは一年の始めと終わりに病に臥せってしまったことになる。先日、たまたま見た記事によると、一日5時間以上座って仕事をしていると、4時間以下の方より死亡率が上がると記載されていた。自分自身も、ともすれば長時間動くことなく座ったまま仕事していることが思い出される為、この記事を読んでから、こまめに身体を動かすなどして気を付けるよう心掛けている。TWS社内には還暦を過ぎて尚も現役バリバリで働いている方が多数在籍している。私も着実に還暦に近づいてはいるが、身体を気遣い、諸先輩方に負けず劣らず元気に仕事に励んでいきたい。
飛行機の離発着が15分以内の定刻である「定時出発率」において日本の空港が2年連続世界一というニュースを聞いた。金融機関向けのシステムでもあるeRIMSは北海道から沖縄まで全国の金融機関に導入していただいている為、私も毎月のように出張に行く機会がある。飛行機や新幹線、電車と乗り継いで1日で2,000キロ以上移動する日もあるが、飛行機だけでなく鉄道も、定刻通り出発し、予定時間通りに到着する。先日、東京駅から新幹線に乗る際に、ビックリしたことがある。出発時刻10分前に折り返し列車が東京駅に到着した。間に合うのかなぁ?と思い見ていたが、各号車に配置された清掃の方々がものの数分で全車両の清掃を完了させ、次々と到着する列車も時刻通りにテキパキと繰り返す。私たち日本人は定刻通りが当たり前だと思っているかも知れないが、その裏では的確な役割分担で、究極のオペレーションが行われているものだ。TWSはどうだろうか?プロジェクトの遅延なく業務を遂行するには相応の努力の必要性を改めて感じた。
これまで長く営業として業務に携わってきたが、明日からエンジニアとしてプロジェクトに従事することになった。念願だった開発だ。開発未経験の私が携われると思ってもいなかったので不安なところもあるがとても楽しみだ。昨年の事業報告会の場で、営業グループのリーダとして私は「やりたいことをやるために、何か努力をしていますか?」と社員の皆に問いかけた。何もやらずにただ祈っているだけでは夢は叶わない。夢を叶えるために努力をした人だけにチャンスが訪れる。当社社訓の中に「個人を尊重する」という言葉がある。これは何も努力をしていない人も含めた全員ではなく、努力をしている人に対して、会社がチャンスを与えてくれるものだと私は解釈している。未経験の私が開発の現場に行くことはもちろん簡単ではない。営業をやっていると特にそれが難しいということは痛いほどかっている。しかしその中で、何かアピールになればと取得してきた資格が今回は「現場でも頑張ってくれそう」とお客様に評価していただけたのだ。資格を取ったからと言ってスキルが付く訳ではないが、取得することの意味を改めて実感できた。今回、プロジェクトに加入して終わりではなく、これからが始まりであり、なりたい自分になれるように精一杯頑張っていく所存だ。
NTT東日本が取り組んでいる、地域循環型社会の実現に向けた実証フィールドである「NTTe-City Labo」を調布の研修センターで体験する機会があった。その中では再生可能エネルギーとして食品の廃棄物を使用したバイオマス発電により、メタン発酵をさせたエネルギーと肥料作り出していたり、次世代農業では4Kカメラ、スマートグラス、遠距離操縦ロボット等を駆使し、遠隔より専門家が指導して素人でも生産が出来るそうだ。他にもセキュリティ分野ではAIを活用して特殊詐欺対策サービスの体験が出来たり、ドローンのデモフライトや農薬散布を見学出来る。また文化財を20億画素のデジタル技術と3次元質感画像処理技術により、和紙の凹凸までも再現してレプリカを作成している。NTT東日本と言えば、言わずと知れた通信やインフラが主体の大企業だが、地域の課題解決に向けた他分野にも踏み込んで技術革新を行っている。このような大企業であっても、新たな事業を創出していく必要が有り、それを積極的に行っているからこそ維持していけるのだ。私たちも分野外だからと言って敬遠したり無関心でいるのではなく、積極的に取り入れて、新たな技術獲得をしていくべきだと感じた。
先日、IPA(情報処理推進機構)が2023年の情報セキュリティ10大脅威を発表した。公開されたものは「個人」と「組織」においての脅威を決定したものである。個人も組織も昨年と大きな変動はなかったようだが、昨年圏外だった「ワンクリック請求等の不当請求による金銭被害」「犯罪のビジネス化」がそれぞれランクインしており、金銭的な被害が増えているのかと考える。個人では昨年に引き続きフィッシング詐欺が1位で、確かに自身のスマホにも某有名企業の名前を偽ったショートメールが送られてくる。中でも宅配業者からの不在通知メールは信ぴょう性があり、うっかり引っかかってしまうのもうなずける。自分は大丈夫と油断していたら、いつか騙されてしまうかもしれない。身に覚えのない通知に関してはスルーして、むやみやたらにURLを開かないように心がけたい。なお、組織の1位はランサムウェアによる被害であった。こちらは3年連続で1位になっている。実際に会社に所属している社員の名前からメールが届き、添付ファイルを思わず開いてしまいそうなものを見かけたことがある。少しでも怪しいと思ったら送信元を確認するなどして不用意に電子メールの添付ファイルを開かないようにし心掛けたい。
情報処理推進機構
情報セキュリティ10大脅威
https://www.ipa.go.jp/security/vuln/10threats2023.html
「信頼」と「信用」という言葉があるが、それぞれに違いがある。簡単に言うと「信用」は条件付き「信頼」とは無条件なものだそうだ。何か信じる根拠があった上で相手を信じることことは「信用」だが、信頼とはその根拠がなくても築ける関係。だから対人関係は信用ではなく信頼の関係を築く必要がある。「信じられない時にあえて信じてもらえる」のが信頼なのだ。裏切られるリスクなど考える隙も与えないような強い関係だ。しかし、そう簡単には信頼をしてもらうことは出来ない。大事なのは自分からまず先に信頼してみる事ではないだろうか?私も過去に不動産売買で信頼関係を築けた経験がある。同じお客様からご自宅の売却と購入を同時に任せて頂けた。人は、受けた恩を返そうとする心理があると思う。私もそうだった。だから、自分のことを信じてくれた人を、自分も信じてみようと思うのである。「私はあなたを信じる」そういう態度を示すことは、相手にとってはとても嬉しいことであり、結果的にはお互いの信頼を深めることになる。信用を得ることを重ねていった先に信頼が生まれるのだと言う事を、改めて認識できた。小さな信用を重ね、強固な信頼関係を築けるよう、コツコツ真面目に活動していきたい。
今週に入り、10年に一度の寒波が来るとニュースでも度々報道されていた。その予報通り、鳥取市内もかなり雪が積もっており、寒さに震えている。雪が降ることで、怪我の危険や、電車や飛行機が止まってしまったり、車での移動も時間がかかり、毎日の通勤が大変になったりとデメリットは山ほど浮かぶと思う。逆にメリットはいくつ浮かぶだろうか。私が思いつくことは「雪道を歩いたり、雪かきをすることで体を動かして健康に繋げることができる」「空中の塵等が雪で地面に落ちるので空気が美味しくなる」「夏の渇水防止になる」「純粋に雪景色が綺麗」「雪を理由に家でゆっくり過ごすことができる」「ウィンタースポーツや雪を使った遊びができる」このように、メリットもそれなりにでてくると思う。マイナスな思考だけではなく、プラスの思考や視点を持つことは仕事に置いても、私生活においても大事なことだ。「何でうまく出来ないのだろう」とか「自分はダメなんだ」と悲観的に捉えるだけでなく、逆の発想をすると良い。デメリットが思い浮かんだらメリットを、ネガティブな事を言われたらポジティブを思い浮かべると、気も楽になり仕事もやりやすくなるのではないだろうか。まだまだ寒さもこれからだと思うが、この寒さがあるからこそ、暖かい春が嬉しく感じられるのだ。
先日、政治家の後援会や落語の先生の講和を聞く機会があった。興味がないながらも参加してみたのだが、終わってみると気付きや発見がたくさんあった。若い頃は読書やものを調べることをあまりせず、趣味や遊びに没頭していた私は、ある日、先輩が言った「大寒だ、春が近い」との言葉を聞いた際に、意味がよく分からなかった。その足で本屋に行き、季節の本を手に取って読んだことで、二十四節気を知った。今まで知らなかった事柄に刺激を受け、そこから私は季節の移り変わりを以前より楽しめるようになった。加えて本を読むことが好きになり、勉強の時間が増えることにも繋がった。先輩にはこうも言われた。「あなたはいつも馬鹿正直に前からしか物事を見ていないが、人も世の中も横・ななめから見ないと分からないこともある」それから世の表裏を考えるようになった。私の人生でとても勉強になる言葉との出会いであった。人とご飯を食べた時、お酒を楽しく飲んだ時、本を読んだ時、普段何気ない生活の隙間にも、何かヒントになることがあるのではないかと思いながら過ごしてみるとまた違った角度で、さらに人生を楽しめるのではないだろうか。
先日、2月に行われるゴルフコンペティションに向けて練習をしに行ってきた。ゴルフをするのは初めてだったが、実のところ簡単なスポーツだろうと考えていた。というのも、クラブを振って前に飛ばせば良いだけなのだから力任せにクラブを振っていけばいつかは入るだろうという固定概念があったからだ。しかし、実際にプレーをしてみたところ、当初の予想とは大きく外れ、そもそもボールに当たらなかったり、当たったとしても横にそれてしまったりと上手くいかないことだらけだった。幸い、経験者の方と一緒に行ったため、手取り足取り教えてもらい少しだけだが上達し、楽しむことはできたので良かったが、ゴルフとはここまで繊細なスポーツだったのかと実感させられた。ゴルフに限らず物事に対し、簡単だろうと思っていたものが実はそうでもなかったという経験や、逆に難しいという固定概念に囚われ避けていたものが、実は意外と楽しかった、上手にできたという経験は誰もが一度はしたことがあると思う。しかし、どちらも見聞きしただけでは分からないものだ。もしそこで実際に挑戦してみることができれば今よりもっと趣味やスキルの幅が伸びるきっかけになるのではないだろうか。