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3分間スピーチ

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M・Nさん(♂)

先日、8月15日の台風は過去に類を見ない程の大雨で、警報も発令され、非常に大きな被害をもたらした。私の自宅は川の本流近くの支流のそばである。普段は水深が10cm程の小川だが、その台風の際は人の背丈を超える程の水が流れた。このような支流でも大きな石が川底のコンクリートを転がる地響きとともに流れていた。水量が急に減ると土石流の前兆と言われるので注意していたが、幸い、土石流や大きな土砂崩れに遭うことはなかった。川の本流は遠目に様子を確認するだけに留めたが、隣の県道には水が溢れていた。台風が通り過ぎてから見に行ったところ、コンクリート製の丈夫そうな橋が流されており、橋脚は跡形もなくなっていた。流れてきた石が衝突した衝撃で壊れたものと思われる。大雨の時は、川の水量だけでなく、川を流れる石の音の大きさも気にして欲しい。近所の方は、橋の向こうの田んぼを見に行ったが、川の地響きが大きくなり、慌てて引き返したらしい。大雨などで川の様子等を見に行くのは危険だと言われるが、確認しに行って被害に遭われる方が後を絶たない。実際に当事者になると、様々な事情で見に行かざるを得ない状況が出てくるが、行ったところであまり役には立たないので、絶対にやめて欲しい。身を守る行動をとるための情報収集という目的を外れないことが大切だ。今回は自宅避難を選択したが、安全な地域に住んでいる親戚からいつでもいらっしゃい、と声をかけてもらえたのは心強く感じた。異常気象による被害が増えている昨今。今まで大丈夫だったからという常識は通用しないと考え、自分の身を第一に考えた行動をして欲しい。

N・H支店長(♀)

社内にあるカレンダーの本日の言葉に「出会いに感謝!日々笑顔でいられるのは、周りの人たちのおかげ」との一文がある。先日、支店の近くにある百貨店の屋号が変わってから1年となり、大きなイベントがあったため出かけてみたところ、この言葉を再認識することとなった。商号ライセンス契約が満了したことにより屋号が替わることとなったのだが、これまで出来なかった同業他社との連携による新たな店舗やサービスも増え、利用するお客様も増えたのだろうと考えていた。ただ、実際に行ってみると新たな店舗にはたくさんのお客様がいて、非常に賑わっていたが、他の階に行くと人が流れてきておらず、まだまだ課題があることを感じた。近隣県の同じような百貨店は来年1月に閉店することが決まっており、比較対象としてニュースや新聞で取り上げられることも多いが、存続していくためにはお客様への対応やニーズを図ることを継続していくことが大切だと思う。TWSにおいても、お客様があってこそ業務を続けていくことが出来る。継続して依頼をいただけるよう、今後も感謝して仕事を続けていきたい。

Y・Y専務取締役(♂)

9月は防災月間である。関東大震災から今年の9/1で100年になるという。関東大震災が起こったことに加えて、災害が多い時期でもあることから「災害に備えつつ知識を深めるため」として、9月は防災月間とされている。「備えあれば憂いなし」これは仕事にも通じる教訓となるような言葉である。起こりうるトラブルに対してすべてに備えるというのは無理があるが、それでもできる限り備えておけばトラブルが起こっても最小限の手間で対応できる。例え起こってしまってもすぐに対応する、これがソツなくできれば優秀なビジネスマンと言えるのではないか?先日、契約社員が二日無断欠勤していると客先から連絡があった。本人携帯の他、自宅の固定電話しか把握してなかった為、安否確認ができず、自宅へ向かい消防と警察を呼んだ。かなり大騒ぎになったが、実は2日前の夜中に救急で運ばれていたのだ。もしもの時に備えて緊急連絡先等を定期的に更新することが大切だ。皆も家族に会社の情報や上司の携帯等緊急時連絡先を伝えていない人もいるかもしれなが是非、伝えておいてほしい。営業部門では客先訪問履歴など情報等を記録として残すようにしているが、まだまだ属人化されている部分も多い状況。当人が業務を離れた際、別の人がすぐに抜かりなく対応できるように業務標準化及びマニュアル整備等ををしていくことも大事であろう。予測できないことが起きるので常に備えを大事にして、何か起きた時にすぐに対応できるようにしておいてほしい。

H・O本部長(♂)

私はIT業界に40年程いるが、新入社員で入社した会社から今日まで「朝礼で3分間スピーチ」を行っている会社に在籍している。テイルウィンドシステムに入社したのは60歳を過ぎてからだが、新入社員として入った会社では朝礼だけでなく終礼もあり、カラオケを歌うこともあった。直近に在籍していた会社では終礼時に残業の確認を行っており、日々の始まりと終わりをしっかりと確認していた印象だ。終礼はともかく、朝礼は業務を開始する上で気持ちを仕事モードに切り替えが出来る事、当日のスケージュールを全社員で共有できる利点がある。また、当社の3分間スピーチは朝礼の担当者が自分で事前にしっかりとテーマを決め、話の内容を準備してスピーチに臨んでいることが素晴らしいと感じている。また、事業計画発表会においても時間内にレベルの高い発表を行っている。これは当社の文化として今後も継承していきたい。私の新入社員の頃は技術者にはコミュニケーシ能力より、当然のように技術力を重視する傾向があったが、今はコミュニケーションを重視する風潮がある。今後もますますコミュニケーション能力が業務に要求されると思われる。その為にも「朝礼の3分間スピーチ」を継続することによりコミュニケーション能力を高める事が出来るのではないだろうか。

迎社長(♂)

男子バスケットボールが熱い。初戦こそ黒星発進だったものの、フィンランド戦では歴史的勝利に沸き、ベネズエラ戦にも勝利を収めた。NBA選手である渡邊雄太選手が筆頭にいるものの、個々の力、体格では諸外国の選手にかなわない。それをチーム力を持って掴み取った勝利だと言えるだろう。小さな選手が大きな選手を翻弄しシュートを決める姿は爽快だ。それも単にスピードが速いからというだけでなく、シュートを決めやすいように周りの選手が動いて隙を作る。それぞれの弱み強みを生かして配置し、動くことで得点を積み重ねていく。素晴らしいチーム力であった。仕事でもチームの力は絶対だ。お互いを補い合ってこそ、より良い仕事が出来るはずだ。更に言うと先へ先へと進めることも大切だと考える。出来ないものを無理にやれという話ではなく、今やれることを期限がまだあるからと言って先延ばしにしてしまうと、この後何があるか分からない。今までで言えばコロナに罹って出社できなくなってしまう可能性もある。災害が起こって対応が出来なくなる可能性もある。「もしも」は想定してもしきれない。それならば、今できることは今、出来るだけ早く進める必要があるのではないだろうか。チーム一丸となり、大きな壁に立ち向かっていってほしい。

T・Hさん(♂)

テイルウィンドシステムでは、社訓にもある「社会に貢献」をより明示的に発信するため、以前よりボランティア活動の啓蒙活動を実施している。町のゴミ拾いや、普通救命講習受講、フードバンク、最近では個人でも参加できるボランティアを社内で紹介し合ったり等の活動も行っており、社員一人ひとりが当たり前にボランティアができるようにとの意識が浸透してきていると感じている。そんな思いを受け、自分でも困っている人を見かけた際に積極的に助けになろうと考えた。最近は通勤中に、視覚障碍者の方の誘導を行った。電車を降車したところから改札口までの誘導をするのに、数年前に会社の研修で視覚障碍者の方の誘導について学んだ、かなりうろ覚えの知識で、左腕に掴まってもらい、ゆっくりと歩くことを意識した程度で、無事に送ることが出来た。しかし最近、改札口から車両ドア前までの誘導をし、その時は電車のドア前でお礼を言われた為、その場で別れてしまった。後々「どこまで乗車するんだろう?」「白杖では座席が空いているか空いている座席を探すことは難しいのでは?」「行先が遠い場合、座席まで案内すべきだったのではないか?」と気になってしまい、とても後悔した。その悔しさから再度、誘導方法を勉強し直し、駅のホームは視覚障碍者にとって危険だらけであることを知った。ホーム転落の可能性、エレベータの上り下りが分かりずらい等。誘導に際して大事なことはまず声をかけ、相手の希望を伺うことだ。これからも出来るだけ多くの方の「困った」のお手伝いをしていきたい。

R・Tさん(♂)

駅のホームや沿線にて、鉄道写真を撮影する通称「撮り鉄」と呼ばれる人がいるが、昨今、一部の撮り鉄の行動や態度等の品行が非常に悪化していると問題になっている。例えば、被写体である鉄道車両に人が被ったり、道に車や自転車が通っただけで老若男女問わず、容赦無くかなり酷い罵声を浴びせたり、車両基地のイベントでの撮影会では目の前の親子が邪魔という理由で、幼い子供を掴んで持ち上げた状態で人質に取り、母親に土下座を要求する者など、驚くような事象が続出しているそうだ。気付いている人もいるかも知れないが、中央線の車両の停止位置が変更されている。近々、中央線に二階建てグリーン車が一般車両に組み込まれる予定があり、その影響で、グリーン車が配備されてから、数ヶ月間は、中央線の各駅に撮り鉄が来て、鉄道撮影を行うと思われる。その為、品行が悪い、もしくは集団で撮影している撮り鉄に出くわすかも知れない。何かあった場合は速やかに駅員や周りの方に助けを求めて欲しい。ただ、全ての撮り鉄がそのような行いをしている訳でなく、ほんの一握りの過剰な人に限られるということも理解いただき、温かい目で見て欲しいとも思っている。

Y・M監査役(♂)

先日昔の仕事仲間と会い、盃を交わした際に思い出話で盛り上がった。お酒を飲むことを趣味としている私だが、若い頃、システム開発を行い心身ともに多忙を極めていた時期があった。ある日上司である役員に呼ばれ、部屋に行くと突然「今どんな花が咲いているか?」との質問を受けた。もちろん私の答えは「わかりません」だった。「行き帰りの通勤電車の車窓から外の景色が見えるだろう。余裕を持って仕事をしなさい。」と言われたのだが『余裕を持たないと仕事ができない』なのか、部下である私の体を気遣ってくれたのか『社会人としての常識や素養を身に付けなさい』と言われたのか、本当の意味は今でもわからない。しかし私はその上司の言葉により、今が季節的には残暑であることや二十四節気を本で調べたりと、新たな事柄を学ぶきっかけとなった。また50歳を過ぎた頃は人生で1番働いたと言える時期であり、1年以上に渡り仕事漬けの日々であった。それでも夜遅くからお酒を飲みに行くことが、ストレス解消になっていた。「酒は憂いを払う玉箒」と言うように、お酒は私の心配事や悩み事を払い去ってくれるこの上ない箒だ。波風なく順調に進むプロジェクトというものは中々ないが、計画や要員のアサインによりプロジェクトの成功は8割方スタートで決まる。仕事をこなしていくには余裕を持つこと、計画を立てること、ストレスを発散すること、この3つが必要不可欠である。皆も自分に合った箒を見つけて、仕事にあたってみてはどうだろうか。私は今夜もお酒を嗜むとしよう。

H・Kさん(♂)

私は感情のふり幅が小さいと感じている。特にどのような場面でそう感じるかと言うと、他の人よりイライラしないと自負しているからである。では何故このようになったのか、それは中学生の頃に培われた。当時、イライラすることで自分にストレスが掛かり、自分にとってマイナスしか生まれないと気付いたからだ。イライラさせる人やコトはイライラさせる側であり、自分よりストレスを感じていない。素直にイライラしていたら相手の思う壺であり、こっちがイライラしないことで逆に向こうにストレスをかけられるのではないかと思うようになったからだ。とは言え、当然多少イライラすること等はあるが、それも自分の中で消化し、自分に必要以上のストレスを与えないように気を付けている。その結果、感情のふり幅が小さく、感情の波が穏やかになったと感じている。さすがに極端なので、この方法を皆にお勧めすることはできないが、イライラしても何も解決しないと心得て、イライラを鎮めてみてはいかがだろうか。

K・Kさん(♀)

私は面倒臭がりで心配性な性格だ。こんな性格をしていると、普段の生活で何事も行動が遅く、後悔をしてしまうことがとても多い。例えば、エスカレーターで前に乗っていた女性の背中のボタンが外れてしまっていることに気がついたことがあった。そこで私の心配性な部分が出てしまい、もしその人が怖い人で指摘したことで逆に怒られてしまったらどうしよう、この女性は知らない人に指摘されたらとても恥ずかしい思いをしてしまうかもしれない、と頭の中でぐるぐると考えてしまい結局声をかけられなかったことがあった。実際には声を掛けた方が良かったのだと考えてしまう。このように行動に移せなかったことによって生まれた後悔が沢山ある。そこで最近ハッとすることがあった。あたしンちというアニメの話で「思ってしまったことはやる!」という自分ルールを決めている、という話だった。自分に足りないことはこれだ、すごく感銘を受けた。最近はこれを私自身の自分ルールにしている。この考え方は普段の生活だけでなく、業務でも生かせることだと考えている。少しでも不安に思ったことや疑問に思ったことは必ず確認をするようにしており、これがインシデントの防止にも繋がるのではないだろうか。実際にこの自分ルールを完璧にするのは難しいが、一日でも早くこの自分ルールを貫き通せるような人間になり「思ってしまったことはやる」少しでも後悔がないよう、生活していきたいと思う。