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3分間スピーチ

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Y・Mさん(♂)

昨年末に「今年の漢字」が発表された。2023年はインボイス制度やふるさと納税等からとられた「税」であった。過去10年の「今年の漢字」を振り返ると、2022年はロシアのウクライナ侵攻によりよる「戦」、2021年は東京オリンピック金メダルの「金」、コロナ禍三蜜の「密」、令和の「令」、震災の「災」と続き、10年前の2014年では消費税増税の「税」であった。これらの漢字から社会の変化について考えると、日本はネガティブでマイナスのイメージが強いと感じる。アメリカやブラジルであれば「ohtanisan」とか「dance」とかポジティブな単語が1位に挙がりそうだ。しかし2023年の「今年の漢字」ベスト10を見ていくと1位は「税」であったが2位は「暑」、3位は「戦」、4位「虎」、5位「勝」・・・と決してネガティブな漢字ばかりではない。過去10年×10位までの漢字を面で捉えると社会の変化はとても激しく変化しており、社長もよく仰るよう、変化への適応が重要であると改めて感じるところである。私にとって今年はeRIMS部への配属と大きな変化の年である。「改」という漢字を掲げ前向きな気持ちで業務に取込んでいく。

J・Kさん

昔の人は良い言葉を残している。一寸先は闇、転ばぬ先の杖など。昔から良くないことは未然に防ごうとしていたのだろう。最近ではリスクマネジメントという言葉もよく聞くようになり、私生活でも意識するようになった。例えば、些細なことではあるが、電線にカラスが止まっていたのが見えた為、少し避けて通ったところ、落ちてきたフンを回避できたこともあるが、何故か良くないことというのは重なって起きるものだ。システムで障害が発生して緊急訪問をしたのだが、日帰りを予定していたが結局、立会が必要となり4日間も残ることとなった。そしてその間に溶連菌に感染してしまったのだ。2日くらいで熱も引くだろうと思っていたが全く治らずに出張終わりまでだいぶ苦しんだ。帰宅後、病院に行ったのだが、通院した病院では発熱の場合は事前の電話受付が必須で、直接行っても診てもらえなかったり、薬が少ないとのことで、処方箋が特定の箇所でしか発行できないとのことで、大型スーパー内にある薬局に行ったが90分待ち。とにかく落ち着くまでだいぶ時間を要した。その教訓を生かし、次に体調を崩した際は、すぐ病院に行き薬局も変えたところ、すぐに終わった。リスク回避も軽減も、誰かが経験したり、事前に想定しているから、その対策を打てると思う。とは言え、先日行った客先での作業では、あらゆることを想定して臨んだが、それでも想定外が発生した。もちろん対処はしたが、年初の能登半島地震でも、火災が発生した際に消防団長が川の水が引いてしまった事を「想定外」だったと言っていたことを思い出した。一つひとつの経験を活かすことが後々のリスク回避や軽減に繋がるのではないだろうか。

E・M執行役員(♀)

私の子供は受験生で、今まさに試験直前である。とは言え、私から見るとそんなに切羽詰まって勉強している様子もなく、マイペースに進めていた。ところが、つい先日、受験倍率が発表されたところで想定よりかなり高い倍率であることが分かった。本人曰く、急に緊張してきた、、と言ってソワソワし始めたのだが、夜になると落ちるかも知れないと思って眠れない時があると言い始めた。今回、推薦入試、私立の併願、都立本番も受けるので、安心させるつもりで、一つ目に落ちてもどこかしらに入れるから大丈夫だよ、と言った。幸いにも朝になればネガティブな考えは無くなるから大丈夫と、自分でコントロール出来ているのだが、この言葉が本当に本人に欲しい言葉なのかな、と気になった。自分だったら、やっぱり受験で落ちるのは嫌だし、落ち込むだろうし、直前になればもっと緊張するだろう。そんな時に適切な言葉をかけてやりたいと思う。その為にはまずは何を言いたいかではなく、何を言って欲しいかをきちんと聞かなければならないと考える。忙しいとつい自分の言いたいことをだけを言って逆に落ち込ませてしまうかも知れない。仕事でも自分に余裕がないと話をきちんと聞けずに、欲しい答えを導き出せなくなってしまうかも知れない。もし、私が求める答えと違うことを言っているようであれば何度でも聞き直して欲しい。そんな時は、きちんと聞けてないんだと反省したい。

H・Kさん

年明けに起きた能登地方の震災に関して連日報道されていて胸が痛む。皆は何を感じ、何かをアクションしただろうか。とある防災メーカーのアンケートによると防災用品を常備している家庭の割合は6割に留まっているそうだ。私はかれこれ50回ぐらいキャンプに行っているが、電気、ガス、水道、携帯電話が不通な環境に行くといかにライフラインが大切か思い知らされる。私は今回の震災をきっかけに防災用品について改めて整理した。まずはすぐに逃げられるリュック類を玄関に、長期保存水、食料、ライト、小物類をまとめたり、車には生活できるよう、寝具、簡易テント、ポータブルバッテリー類などキャンプを通じて揃えられるものは意外とありそうだ。また、改めて災害が起きたときを想定し、ハザードマップや連絡体制を確認するのも良い。ハザードマップは住んでいるところの災害危険度も明記されている。火災、洪水、建物の倒壊危険度を確認して、いざという時にどのように行動したらよいかを確認しておくのも良いだろう。最後に災害時に家族との連絡体制を決めておいたり災害ダイヤル171やWEB171なども模擬的に利用してみる。携帯が不通になった場合の合流手段なども話し合っておく必要があると感じた。関東地方で首都直下型の地震発生確率は30年で70%と言われている。このように能登地方の震災を教訓に、災害への備えを改めて考えてみるのも良いのではないだろうか。

J・Kさん

私は昔から色々な趣味を持っていたのだが、熱しやすく冷めやすい、根気のない性格が災いして、長く続いたものがなかった。そんな折、ふと周りを見渡すと友人である同世代の子育てママさん達が自分の時間を自分の子供に費やしている為、自身に時間を割くことができないと嘆いているが、その割いてきた時間は決して無駄になっておらず、子供と一緒に自身も成長し、しかも「立派に育った子供」という成果まである様を実感した。私は比較的自由な時間を確保できる身分にも関わらず、全く成長も成果もない事に気づいてしまった。そこで、とにかく「続ける」ことを念頭に、自由な時間を和裁教室に通うことにしてから、早6年目に突入した。最初は端切れで直線縫いの練習から開始し、今では反物から浴衣なら一人で仕立てられるまでになった。先生に教えていただきながらも平行して自分でも何枚か浴衣を仕立てたため、着もしない浴衣が我が家にあふれかえってしまった為、友人にプレゼントしたところ友人の娘さんの方がその浴衣を気に入ってくれ、今年の花火大会に着て行った写真を見せていただいたときに、分からないことも多く進みもゆっくりではあったが、初めて継続して行ってきたことに対する成果を実感することができた出来事であった。

Y・Y取締役

昨年末、急遽田舎のある九州まで帰省することになった。時期的に飛行機は全ての座席が埋まっており、ペットを飼っているのだがそれを預かってもらえるペットホテルも全く空きが無かった。その為、やむなくペットも連れて、車で行くことになった。それまでは年末に近づくにつれ、スタッドレスタイヤに履き替えなければと思ってはいたが「まだ大丈夫だろう」という気持ちでいた。ところが、このような状況で急に履き替えが必要になってしまった為、慌てて準備する羽目になった。日頃、仕事では思った時にすぐ行動することを心掛けていたが、プライベートでもやはり、気付いた時にすぐ行動しなければならないものだと心から思い直す切っ掛けになった。余談ではあるが帰りは車を捨てて飛行機で帰りたい気持ちをぐっと我慢して運転して帰ってきた次第である。。。

H・K事業部長(♀)

初心とは、まだ十分に慣れていない事、初々しい気持ち、最初の決心だそうだ。私の初心と言えばTWSに入社した頃だ。当時は社員数は40名程度しかおらず、現在の組織図では16あるグループが、2グループのみであった。異業種からの入社であったにも関わらず快く受け入れて頂き、当時の先輩社員は嫌な顔もせずに指導してくれ、業務でもプライベートでも気にかけていただける事がとても嬉しく、感激した事を覚えている。このように、私は初心を思い出したのと同時に感謝の気持ちも思い出した。皆も今、沢山の先輩に囲まれ、気にして声掛けしてもらっていると思う。これはTWSであればこそで、当たり前のことではない事を知って欲しい。私も、忘れがちなこの初心を定期的に思い出し、感謝と謙虚さを心掛けていきたい。

K・Nさん(♂)

我が家には小さい子供がいるのだが、先日、仕事が終わって家に帰った時に事件は起きた。部屋の壁に、絵が描かれていたのだ。今日、バンクシーが絵描きに来たのかと子供に尋ねたところ、当然ながら「自分で描いた」と素直に言ったので許してしまった。とは言え、いつかはそうなると思っていたものの、いざその時が来てみると、どうしたら良いのかと頭がフリーズしてしまうことに。油性のマジックで描かれていた為、簡単には消せないだろうし、壁紙の交換が必要かと思い、調べていると火災保険で補償できるということが分かった。火災保険で補償される範囲は広く、特に子供が間違って壊したものは大抵のものであれば補償されるそうだ。こうして我が家の一大事は事なきを得た。備え有れば患い無しとも言うが、保険のありがたさを感じた一件であった。是非皆も小額から掛けられる保険も多い為、必要に応じて加入もしくは見直ししてみる事をお勧めしたい。

迎社長(♂)

あけましておめでとうございます。今年は新年早々に北陸地方で大きな地震があり、翌日には羽田空港での飛行機事故。。里帰りで能登に帰省していた社員は未だに未曽有の震災の中にいる。実家は傾き、住めない状態となり避難所で新年を過ごした。。JALの飛行機事故に関しては乗客・乗員379名が無事に脱出できたとの事であるが、これもひとえに、日頃から有事を見越した真剣な訓練を行ってきたからであると容易に想像出来る。6か所ある避難口が、火災によって前方2つ、最後尾1つしか使えなかったにも関わらず、クルーの迅速かつ適格な判断により、全員が脱出できたのは称賛に値する。もう一つ凄いと感じたのは、乗客の中に自分勝手な人間がおらず、きちんと指示を待ち、指示に従い、手荷物を取り出して逃げようとする人が1人も居なかったとういう素晴らしさだ。たった1人でも我儘を言い始めればそれが波状し、脱出が遅れる可能性もあっただろう。日頃からいかに有事の際に対応出来る組織力が必要である事を認識させられた。今年の2月13日で、20周年を迎えるTWS。あの人がこの人が居ないと仕事が回らないという属人化体制を今一度見直し『このままでいいの?』と気付いた者から率先して行動に移せる事を今年の目標として組織を強化させたい。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

Y・Y専務取締役(♂)

TWSは本日で仕事抑めとなり、第20期が終了となる。様々な出来事があったが、今日無事に仕事納めを迎えることができたのも頑張っている社員のお陰である。12月に入り連日ニュースで報道されている、自民党の裏金問題、ダイハツの認証試験での不正事件等、この年末に来て大変な事象が発生している。このような事件の殆どは内部告発により発覚する。内部告発をする理由として、会社を良くす為にと思ってする人もいるが、会社に対しての恨みや怒りの感情を発散させる者も少なくないのではないか。今回も内部通報制度があったにも関わらず、外部機関への通報によって明るみに出たことを考えると、上司や部門責任者に意見できない文化があったのではないかと推察する。やはり会社は風通しの良い環境でなければいけないと思う。日々仕事をしていると、大きな衝突だけでなく、表に出ないような、誰かが誰かに不満を抱いたり、不公平を感じたりすることは多々ある。しかし1年の仕事納めの日、顔を見て、頭を下げて、挨拶して帰るときに、皆が仲間で、味方なんだなと、思うことが大事だと思う。敵同士だから衝突しているのではなく、頑張っているからこその意見の衝突もあるはずだ。あいつが嫌だ、こいつが嫌だ、あいつの下では仕事したくないとか、私も話を聞くことがある。どうか来期は、上に立つ人間が周りの空気を読んで、職場の雰囲気を良くしていってほしい。そして年の終わりは、周りにいる人々へ感謝の気持ちを思い出し、心からの「今年もお世話になりました」を言って、退勤できるようにしてほしい。寒さも厳しくなり、体調を崩しやすい時期だ。まずは日々の体調管理も仕事の一部と考え、年末年始も元気に過ごして貰いたい。来期は設立20周年、節目の年だ。最高の形で1年がスタートできるよう願っている。