最近食品の偽装のニュースが多いようだ。この業界で例えるなら、履歴書の詐称やシステム不具合の未報告、という事だろうか。実際、本番に向けてシステムの不具合が解決していない事を黙っていたら事故が発生することもある。お客様満足を考えたら、騙そうとか要件定義を適当にするなど考えられないことである。お客様満足を考える事は大事だと思う。
先日「ピータードラッカー」と言う本を読んだ。一人一人がエグゼプティブにならなければならないと書かれていた。エグゼプティブと言うのは成果を組織の中にもたらす。自分一人の一話解決の成果だと自己評価になってしまう。自分の知識を共有し、再度取り込み、知識を新しくすることの繰り返しでレベルアップして行く事が大切である。日々仕事していく中で相手を思いやり どうしたら伝わるのかを考えて取り組む組織は日々進歩し個人も成長すると思う。入社して1ヶ月が経ち、TWSは規律やモラル、モチベーションを作り上げて行く会社なので素晴らしいと感じている。
先日タイムマネージメントの研修を受けた。人は仕事をする上で年間100~150時間、プライベート等を含めると300時間近く探し物をしているらしい。また直近の休日のスケジュールを細かく書いてみると、自分で何をしていたか分からない空白の時間が出てくる。探し物をしている時間と合わせると無駄にしている時間がとても多いことが分かる。人は自分の欠点を他人から指摘されても反発したり自分に甘くなってなかなか直すことが出来ない。欠点を直す為には、まず自分が気づいて自覚することが大事である。自分自身かなり時間を無駄にしていると改めて気づいた。今後は身の回りの整理を日々心掛けることで、仕事もプライベートももっと充実させていくことが出来ると思う。
世界会議のため、ドバイ経由でブラジルに行った。ブラジルは2014年ワールドカップ2016年オリンピックの建設が進んでいるが、スラムの町並みは汚く治安が悪いし、設備も整ってない。ブラジルを開催地に選んだのは失敗だったと言われている。改善しようとしても国全体を改善するのは中々良く出来ない。対照的にドバイは一から新しい都市を作り始め、なんでも世界一を目指し素晴らしい国になっている。会社の体質を変えるのに今までの社風や風習があると、濁った水をキレイにするのと同じ様に難しい。ドバイみたいに一から作り出すと綺麗な町がどんどん出来る。世界の人はスケールが大きい。いずれTWSもそんなスケールの大きいところで勝負出来る様な会社にしていきたい。