今年の4月に消費税が上がるが1円硬貨は足りるのか、と言う記事が新聞に載っていた。なぜならば、1988年の竹下内閣時に消費税法が成立し、翌年消費税3%が施行時に1円硬貨が足りず急遽造幣局で作成したことがあったからだ。仕事や勉強、スポーツにおいても、先を見越して予測をすることが非常に大切ではないだろうか。日々の作業に夢中になっていて、気がついたら業務が遅れていた、という事がないように、社員ならば数ヶ月先を見越して予測し業務をおこなう、ということが大事だと思う。
社訓にもある「コミュニケーションを取る」とはアプローチの1つである。例えば、演劇には「レペティション(repeattion)」と言う訓練がある。リベートの様に誘導したり自分の主張を通すのではなく、相手の目を見ながら話を聴き、相手の言葉を繰り返し、そして自分が伝えていく方法である。話すのが苦手な人も、人と話をするときは相手の目を見る事を意識するだけで、相手が訴えている事が分かり、それに合わせるだけで十分コミュニケーションが成り立つ。仕事でもこの方法を上手く活用していきたい。皆もコミュニケーション術の一つとして試してみてはどうだろうか。
昨年の秋からチャレンジしていることがある。娘が吹奏楽部に入った事がきっかけで講師の方々との交流が増え、月に数回だが私も楽器を習うようになった。初めての事で上達するには時間がかかるが、プライベートの充実に繋がっている。チャレンジしたいことを何か一つでも見つけてプライベートを充実する事は大切だと思うし、仕事にも良い影響になるのではないだろうか。楽器の上達を含めプライベートを充実させ、仕事への情熱や取り組み方、考え方も成長していきたい。
現在、大規模な案件に携わっており、リーダを含め数名で業務をおこなっている。以前、起きた問題点をチームで話し合った結果、何か不明点があった時は一人で解決せず、周りの有識者やマニュアル等を調べながら解決していかなければいけない、という反省点があった。私も不明点をそのままにせず、一つひとつ解決し、確実なものを作り上げていきたいと思う。
年末になり「一年経つのが早い」という言葉を良く聞く。子どもの頃は一年を早く感じないが、歳を重ねる毎に一年が早く感じる事を「ジャネーの法則」という。この体感時間を延ばす方法がある。一つ目は新しいことを始めたり身の回りの環境を変えるなど新しい情報を脳に取り入れる。二つ目は自分のスケジュールを細かく区切り時間を気にする。三つ目は出来るだけ広い場所にいる時間を長くする。四つ目は一日にあった出来事を振り返り、昨日と違った事を見つけることで充実感に繋げる。五つ目は身体の代謝をあげる。子どもの体感と同じにするには難しいが、私たち大人は自分で時間を充実させる選択肢がある。自分で充実しているかを意識して来年を過ごしていきたい。