4月1日に新卒10人が入社した。昨年2013年度が6人なので着実に採用人数が増えている。社員数も130人を超え、着実に業績を伸ばしている証拠と思う。1ヶ月の入社研修の設営準備や講師は大変な作業だが、初初しく元気に挨拶をする新卒社員を見ると元気をもらい、また自身初心に帰り、真摯に業務に打ち込む必要があると改めて感じた。
明日で入社してちょうど3年となる。入社した当初は社内で馴染めるか不安だったが、社内イベントに出たり、積極的に話しかけるなど行動したことで皆さんと仲良くなれた。過去の、学校、アルバイト、社会人などいくつもの出会いの中で、馴染めた集団もあれば、逆に馴染めなかった集団もあった。「自分はこうだから」と慢心でいたときは馴染めなかった。来月からイギリスに留学するが、あぐらをかかずに、TWSに入社した時のように、積極的にコミュニケーションをとっていこうと思う。かつ1年後に帰国してTWSに戻ってくるときも、「初心忘るべからず」の気持ちで取り組んでいきたい。
一般的に「教えること=能動的」「教わること=受動的」になりがちである。この4月から高校生になる娘がいる。生活態度、勉強のこと等についてあれこれと教えていたつもりだった。しかし、能動的に自分の言いたいことだけを教えていた為、あまり伝わっていなかったと感じた。教える側は、ただ教えるだけでは教えたことにはならない。相手が理解し初めて教えたことになるのだ。教わる側がどう考えているのか、どうしたいのかを感じ、受動的に教えることで聞く側も理解しようという姿勢が見えてくる。逆に教わる時については能動的にすべきである。仕事でもそうだが、分からない事があった時にも、ただ聞くのではなく、なぜそうなるのかと能動的にすることで教わることが多くなる。今後も意識して教え、教わっていきたいと思う。
今は昔1997、8年頃の話だが、当時私は別会社の営業推進部部長をしていた。ある共同組合向けシステムを企画し、システム部門が開発していたのだが、うまくいかず本番1ヶ月半前に私が開発責任者として担当することになった。2、3日考え、ある業務を協力会社に依頼したのだが、担当者から「今までのものを捨てて良いか。」と言われ私は数秒考え「いいよ」と答えた。しかし、その数秒でこれまでに掛かった6,000万円が水の泡になった。本番数日前にお客様の責任者に見せたところ「ちょっと散歩してくる。」と言った3時間後、そのお客様がお戻りになると、広場に端末が2、30台並んでいた。お客様も腹をくくって下さったのだとその時感じた。それから本番当日までは、毎日お客様と頑張り、なんとか本番稼働に成功することが出来た。「腹をくくる時は、腹をくくる」「決断する時は、決断をする」ということが必要、またお客様と情報をしっかり共有することも必要である。
私は最近、人生の中で1番肌荒れが酷く、悩んでいる。先日乳酸菌は肌荒れに効くと聞き調べてみた。腸内には約100兆個もの種類の細菌が存在し、人に有益な効果をもたらす善玉菌、人に悪さをする悪玉菌、その2つのどちらにも属さない中間菌に分類されるそうだ。善玉菌はよく聞く乳酸菌やビフィズス菌等で、食べ物をエネルギーに替え、ナチュラルキラー細胞の働きをを良くし、排泄や代謝を良くする生きていく上で必要不可欠な菌で、効果は免疫力の強化、花粉症の予防、アレルギー症状の改善、肌荒れ改善だそうだ。一方で悪玉菌は便秘や発がん性物質、有毒ガスを発生させる。よく「健康を失えば、全てを失う」と言うが、仕事もプライベートも大切だからこそ健康な身体作りが必要だと思った。
事件等をおこし、ネット上で非難され、実名を流される等の攻撃を受けているのを目にしたりする。このようなとき、人は凶器となり非常に怖いと感じる。攻撃を受けている人がしたことについて、正しいか誤っているかを打ち消すほど世間からの非難というのは強烈なものだと思う。「確証バイアス」という言葉がある。自身の願望を補強する情報ばかりに注目し、都合が悪い情報には意識が向かない人間の一般的傾向だそうだ。この傾向になると失敗したことの原因追及をしないため根本的解決にならないそうだ。私は自分の行動に自信を持てていない方だが、自分の行動が本当に正しいか、考えが正しいかを立ち止まり振り返ることが必要と感じた。