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3分間スピーチ

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S・Tさん(♂)

TWSには、特徴が三つある。一つ目は、コミュニケーションを特に大切にしていることだ。どこの会社でも大切にしているとは思うが、TWSは群を抜いていると思う。全員参加型のイベントが多く、参加者は社員の80%以上、100人を超えている。社員同士のコミュニケ―ションを取る仕組みが出来ている。また、上司との コミュニケーションも取りやすい。前職は18年間勤めたが、社長と話したことはついに一度もなかった。しかしTWSでは、まだ入社して数日の新入社員の方々も、社長や役員と一度も話したことがないという方はいないのではないだろうか。二つ目は、ファミリーデーがある点だ。これは社員を支える家族に感謝するという会社の姿勢が見られる行事だ。家族含め、社員を大切にしていることの表れだと感じている。三つ目は、組織替えが単年度制である点だ。このことにより特定の社員同士だけでなく交友の幅が広がっていく。そうして強固な繋がりが育っている。新入社員の皆もこういったTWSの特徴を意識し、積極的に会社や社員に関わっていってほしい。

J・Hさん(♂)

先月3月17日に、テレビのデジタル放送をアナログ放送に変換するというサービスが終了した。それによって私の部屋でテレビを見ることができなくなってしまった。他の部屋へ行けば見ることができるし、自室では何かの作業中につけていることが多かったので、テレビが見れなくても支障ないと思っていた。しかし、いざなくなってみると休日に時間を持て余したり、身支度をする際に時計代わりにできないなど、不便になったことが多くある。日々使っていたものが急に欠けるとその便利さを実感できるものだ。人が便利だと感じる物は長く使ってもらえるが、反対になくても構わない物はすぐに姿を消してしまう。私自身も便利で、人に長く使ってもらえる物を作っていきたい。

A・Kさん(♀)

人に勧めたい1冊に出会えたので、今日はその話をしたい。それはお笑い芸人ピースの又吉さんが著者の「火花」である。文學界という雑誌に掲載されると創刊以来初の増版となり、話題になっていた。もともとお笑い界きっての文学好きと言われていた又吉さんだが、そのきっかけは太宰治の「人間失格」だという。自身が思い悩んでいるときに出会い、言葉が人を救い出してくれることに気づいてから、のめり込んでいったそうだ。自分が書いた小説によって誰かの悩みが少しでも解消できれば、助けになれば、という思いで執筆したという。物語の舞台が吉祥寺であり、名の知れた公園や飲食店も出てくるので、身近に感じながら楽しめる。本気ゆえの切なさも盛り込まれており、感動する内容となっていた。是非読んでみてもらいたい。

Y・Y専務取締役(♂)

昨日、入社式が行われた。新入社員を見ると自分の入社当時を思い出す人も多いだろう。私は社会に出てすぐ、ある研修に参加した。山の中の研修所で5日間行われ、大変厳しいものだった。しかしその厳しい研修があったからこそ初心を忘れることなくここまで来れたのであろう。何事もはじめが肝心で、厳しさ、辛さを味わってこそ成長できる部分もあると感じている。ある企業では20時以降の残業を全面禁止とし、時間外勤務をする場合は早朝に行うようにしているそうだ。終了時刻が決まっていると個々が効率化をはかるようになり、生産性も25%アップしたという。すぐに行動することが大切である。メールひとつとってみても、面倒だからと後回しにせず、すぐに返信する。こうして目先のやるべきことをひとつずつ片づけていくことが生産性の向上、会社の成長に繋がるのだ。限られた時間の中でどう働いていくのかを常に念頭に置き、今後も精進していきたい。

Y・Mさん(♂)

私は仕事で詰まった時や悩んでいる時に、紙に現状を書くようにしている。頭の中で考えている問題点や不安は、ぐるぐる回っているだけで、紙に書いてみると、案外少なかったりする。そこから問題を作っている原因はなにか、不安の元は何かを突き止めて解決していく。自分の考えを、目で見ることに意味があると思う。頭の中とは違うものの見方、考え方が出来て、今後の方向性が見えてくるように思う。機会があれば是非試して欲しい。

H・Nマネージャ(♂)

今日はプロジェクト成功の秘訣について話をしたい。現在私はVM-TWiStという、仮想化セキュリティのプロジェクトを担当している。プロジェクトの目的は新製品を販売していく事であり、その為には5つの重要なポイントが有る事が分った。目的の設定には1.成功の定義や目標設定の具現化。2.判断指標を測定可能な数値化とする。3.関係者全員の合意を得る。4.実現の可能性を探る。5.プロジェクトの期限を決める。の5つである。今は5月の展示会を成功させる事に向けての作業を行っているが、これが良いきっかけとなった。それぞれが責任と権限をもって業務に当たる事が出来始めた事は、大きな前進ではないだろうか。これは、会社全体のプロジェクトであり、メンバの不退転の決意が全社員に響くことによって達成できる事と理解している。今後、一つのプロジェクトであっても、社員全体のプロジェクトとして関心を高めていき、一人一人が積極的に参加してくれる事を期待したい。

Y・H部長(♂)

先日秋葉原を歩いていたところ、至る所から中国語での会話が聞こえてきた。また、銀座の大通りでも同じ事を感じた。毎日営業活動をしていく上で、提案される技術者も中国籍、韓国籍の人が最近は半分弱を占めていると感じる。今までは日本人に限って営業していた部分もあるが、それでは今後生き残っていけないだろう。中国の人口は日本のおよそ10倍。沢山の外国人が日本に来ているという事をチャンスととらえ、営業にも幅を持たせていきたいと思う。そして、自分も相手とコミュニケーションが取れるよう、勉強していきたい。

Y・M顧問(♂)

この3分間スピーチでも技術の進歩で生活がより便利になった話がよく出てくる。まだ携帯電話がなかった頃、社内で特許取得を推進していたことがある。私は、固定電話の着信音にメロディーをつけたり、夕方になると天井を照らしたりというアイデアを出した。特許取得とはならなかったが、それから間もなく携帯電話が普及し、着メロやアンテナが光るものが発売されたのを見るにつけ、自分の着眼点は間違ってなかったのだと感じた記憶がある。その後も翻訳付きの携帯電話について申請しようとしたが、既に特許が取られていたのも良い思い出だ。特許を取る事は目的ではない。しかし皆も、日々の業務でどうすればより良くなるかを考えているはずだ。是非、若い力をもって様々なアイデアを出し、いづれは特許を取っていただきたい。

H・S部長(♂)

不満がある人と、ない人がいる。その違いは、その人が自分から変わろうとする人か、他人を変えようとする人であるかのように最近思う。過去と他人は変えられないという名言が示す通り、他人を変えることは非常に困難である。例えるなら天候を雨から晴れに変えろと言う程の無理難題である。つまり、他人を変えようとする人間は、他人が変わらないことに常に苛立ち、心が満たされることはない。いつしか何かしらの不平不満で一杯になり、その苛立ちは永遠に続く。「自分は間違っていない、自分は正しい」と思うこと自体は悪いことではないと思うが、それがエスカレートし自分の価値観を強要することは間違っている。相手を変えるには、まず自らがより成長、改善し、それによって相手に気付きを与えることが重要なのではないだろうか。そうすることで自然と気持ちも満たされるであろう。

D・Sリーダ(♂)

先日テレビ番組にて自動改札機の歴史を特集していた。今でこそ当たり前にあるものが、開発の中では多くの苦悩があったそうだ。閉じた状態で、複数の人が改札機を通っていく場合、どうしても人が通るセンサーのレスポンスが遅く、開閉が間に合わないという問題があった。試行錯誤した結果、改札を開いたままにするという発想に至った。その発想は利用者の多くは不正をしないという、人を信じる発想だった。私はその発想をとても日本人らしく、そして誇るべき考えだと思った。この誇るべき考え方をTWS内でももっと浸透させたい。自身の周りの人間を信じ、またその人の良いところを見つけてあげられる。皆が実践することで、より早く成長できる環境が整えられるのではないだろうか。