部長という役職についてから半年が経とうとしている。この半年間は、役職者としての重みを感じつつ、自分がどのように振る舞わなければならないのかを試行錯誤していたように思う。時には失敗をして周りに迷惑を掛けてしまうこともあったが、そんな時はいつも横のつながりや縦のつながりの中で助けてもらっている。自分自身情けなくもあるが、そんな時の周りの優しさは余計にありがたく、また頑張ろうという気になれる。これからも試行錯誤は続いていくと思うが、自分なりに答えを見つけていけるよう努力していきたい。
現在高校3年生の息子は、合唱祭の委員長を務めている。委員としては3年目だが、委員長は初めてとなり会場の契約やスポンサー集め等も任されている。息子は委員長としてどこまで行うべきなのか、他の委員が自分のやり方に賛同し、付いて来てくれているのか等が不安となり、現在壁にぶつかっている。そこで私は母としてよりもリーダ経験者として、①前面に立つものは誰でも不安に思うものだ。②チェックリストを作成し、終わっていない事がすぐにわかるようにしてはどうか。③信頼できる人に相談する事。この3つのアドバイスを送った。母として息子の成長を見られた事はもちろんだが、会社での経験を自身の息子にも伝えられた事を嬉しく思う。TWSに入社し、知識を身に付けていなかったら味わうことが出来なかっただろう。
昔、知人が「携帯電話は電話さえ出来れば、他の機能は不要である。その分安くしてほしい」と言っていた。当時スマートフォンはなく、フィーチャーフォンが様々な機能を搭載し高性能化する過渡期にあった為、私はその発言に対し疑問を感じていた。携帯電話の高性能化がブームのようになっており、大量生産してコストを抑える事が可能であった。しかし「電話機能だけで良い」という人は、壊れない限りは買い換えないだろう。通信キャリアにとっても、データ通信費の需要が見込めない客となる。反対に性能を求める客は乗り換えられてしまうかも知れないが、需要が見込める客である。2017年はスマートフォンに一本化するメーカーがあるとの情報がある。IT業界に身を置く者として、通信業界の動向も意識し、時には分析する必要があるだろう。
昨日社長から話もあったが、年金機構から個人情報が流出した。標的型攻撃メールで、大小企業問わずに特定企業が狙われている。昨年担当したISMS講習でも同様の事象を扱ったことを思い出した。つまり以前から話題としては挙がっており、会社としても今一度、意識し直す必要があると感じた。社員一人ひとりが重要な情報を扱っているという意識を常に持ち、全員が気を付けていかなければならない。たった一人、意識の低い社員がいることで、会社を危機にさらしてしまう事を肝に銘じていただきたい。
昨日、PマークやISOに関する講習会が行われ、そこでマイナンバー制度に関する話も出てきた。企業として確実に対応していかなければならない為、セキュリティについては最重要課題となってくるだろう。そんな折、年金機構から個人情報が流出したというニュースが流れた。電子メールのウィルスが入った添付ファイルを開封したことにより、情報が流出したと言われている。弊社の製品でもあるVM-TWiStは、正にこのような事象に対応するにはうってつけである。このような流れをより早く掴むことで、よりスピーディに対応していってほしい。また、昨日はボランティア活動も併せて行われた。企業としての責任を果たすべく、市内清掃を行ったが、何事においても如何に本気で行えるかがカギとなってくる。本気の想いで、本気の行動を期待したい。
今期マネージャの取り組みの一つとして、メンバの目標支援がある。各自に目標を持ってもらい、一緒に行動をおこしていくことが狙いだ。例えば資格を取得するという目標を立てた場合、単に資格取得したいと言っているだけでは本気で取り組んでるとは言えない。目標を達成するには、絶対に取得してやるという本人の、本気の意思がないと行動も起きてこない。そこを私たちマネージャが、メンバ一人ひとりが自立自走できるよう、支援する。メンバの本気の意思を奮起させ、全力で取り組んでもらえるよう、私たちも使命感を持って本気のバックアップを実践していくのだ。
Webの仕事を始めてもうすぐ11年になる。ここまで続けてこられたのは、大変なことも多かったが、やりがいがあり、楽しく仕事が出来たからだと思う。始めたころは技術も経験も何も無く、ゼロからのスタートだった。ただ一つ、やる気だけは誰よりもあったと自負している。やる気さえあれば何でも出来ると、自分の実体験を通して感じている。「元気があれば何でもできる」という名言があるが、やる気と元気があれば怖いものなどはない。TWS社内にもWeb関連の業務につきたいと希望する社員も多い。まずは老若男女問わず、何事も興味を持つことが大切である。あとは、やる気を持って物怖じせずにどんどんと挑戦していってほしい。
先日、ある大手家電量販店が地方や郊外を中心に数十店舗を閉店するというニュースがあった。このような大手の企業でも、経営不振となってしまっている例もあるが、成功している衣料販売店や飲食チェーン店もある。この差は何かと私なりに考えた。やはり店舗販売型企業においては、商品の良さ、サービスの良さに基づいたオリジナリティが集客に繋がっているのではないだろうか。家電量販店にはオリジナル商品がなく、独自のサービスのみで集客するのが難しいと思われる。IT業界に置き換えるとそれは技術力になると思う。ある企業に在籍する社員は、大手SIにて半分SE、半分営業という立ち回りをし、数千万円単位の売上を上げているという。我々もTWSの強みでもある人財に技術力をプラスし、更なるレベルアップをすることで成功に導いていきたい。