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3分間スピーチ

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A・Kさん(♀)

星の王子様という小説の一説に「本当に大切なものは目に見えない」という有名な一節がある。これは家出してきた王子と友人になったキツネが、王子と別れる際に教える秘密の言葉だが、この言葉によって王子はようやく、大切なことに気付くのだ。目に見えない大切なもの、それはまさに「人と人との繋がり」だと私は思う。相手を思いやる気持ちや、もてなしの心など、本当に大事なことは自らの心でしか見ることは出来ない。今まで出会った人達や、いただいた気持ちは、私にとってはかけがえの無い大切なものだったのだ。私も今までに築いた、そしてこれから築くであろう繋がりをずっと大切にしていきたい

Y・S支店長(♂)

私は営業という職種柄様々な人と出会ってきたが、先日、PMO(プロジェクトマネジメントオフィス)を主として働く方と知り合った。PMOとはチーム全体の進行度管理など、技術支援を主にした管理業務だ。技術的な部分よりも、人間性が問われる職種だと私は思っている。その方と話を進めていくうちに、自分のスキルシートを全く見ていないことに気付いた。自分の経歴なのだから当たり前と思うかもしれないが、スキルや経歴を何も見ずに、すらすらと話せる人はあまりいないのだ。スキルが多ければ多い程どうしても紙に頼ってしまうのだが、それを見ている側は勿論、何も見ずに自信を持って喋る人物に好感を持つだろう。人がなかなか出来ないことを当たり前のように実践する。それが他人を惹き付けることが出来る秘訣ではないだろうか。

H・Nマネージャ(♂)

欧米、特にドイツでは自転車の市民権が高く、最近では自転車専用道路から更に一歩進んだ自転車専用ハイウェイ、つまりアウトバーンの自転車版の構想が進んでいる。日本でも老若男女が楽しめる乗り物として、環境への配慮や、健康面からも自転車がブームになっており、東京オリンピックまでには自転車専用道路が200km程度整備される予定だ。だがそんな自転車のブームに対して、まだまだ乗り手側の意識や法整備が整っていないのも現実であり、飲酒後の乗車禁止や携帯使用、傘差し運転の規制についても知らない者がとても多いのが現状だ。何事にも言えることだが、”知らかった”では済まされない。ルールを知っているのと知らないのとでは大違いだ。そしてそれを守ってこそ”楽しむ”と言えるのではないだろうか。

F・Tサブリーダ(♀)

今年も残すところ1カ月程だ。今年の私は、サブリーダという職を務めた。元々、積極的に自分から話しかけることが苦手だったが、昨年の今頃サブリーダを任された時に意識改革をしてみようと決意した。自分から話しかける事が苦手だったが、自部署のメンバと会った際にはなるべく自分から話しかけた。最初はぎこちなく、あまり会話が続かなかったが、1年が経ち、自然と話しかけられるようになっていた自分に気付いた。今でもサブリーダという職を全うできたのか不安であるが、苦手を克服し、成長出来ているのが自分でも感じ取れたことは多少なりとも自信になった。苦手だと思って避けていたことも、挑戦することで成長に繋がる。そしてこの1年間で感じたことは私の中で大きな財産となり、また今後の原動力となるだろう。

Y・Y専務取締役(♂)

命令する側の人間は、命令される側の気持ちを知らなければならない。これは私が常々思っていることだ。何故ならば、命令というのは強制することだ。人には思考があり、好悪も人それぞれ違う。それを強制してまで従わせるということは、相手側にとっては多大なストレスを伴うことだろう。私は専務取締役という役職柄、命令する側の人間だが、指示を出す際には常にこれを念頭に置いている。指示内容がいかに大切か、どうして必要なのかをきちんと説明し、相手の気持ちに立って物を考えてみれば、命令されることへのストレスを軽減出来ると思う。命令する立場というのは、相手への理解を求める立場だということを忘れてはいけない。

Y・H部長(♂)

息子の小学校で野球のコーチをしている。私の時代は「叱る教育」で、とにかく沢山怒られ、それが普通だったが、今は叱る教育から「褒める教育」へと変わっている。自分が教育する立場に立ってみて、改めて褒めることの難しさと良さが分かった。おだてることと褒めることは全然違う。「おだてる」とは全てを許容することであり、「褒める」とは良いと思ったことの理由も伝えることだ。その結果モチベーションを更に上げる事が出来、能力についても更に伸ばすことが出来る素晴らしい方法である。これは社会人における教育にも言えることではないだろうか。社員一人ひとりの個性を重んじながら、良い部分を褒めてあげることでモチベーションを上げ、個々の技術までも上げることが出来るはずなのだ。

Y・M顧問(♂)

私が技術営業としてお客様の所へ行ったところ、既にそこはライバル会社と契約しており門前払いを受けた。だが、そこで諦めずに何度も通い詰め、相手から信頼を勝ち得、ついに契約をもらうまでに至ったのだ。商品を売り金銭を得るのは企業としては当たり前のことだが、その前にまず自社とお客様との信頼の証だということを忘れてはいけない。信頼を得るというのは、とても難しく時間のかかることだ。だが、企業利益だけを優先して商品の質が落ちたり、不正をしてしまえば、一瞬でその信頼は失われてしまう。せっかく勝ち得た信頼を失わない為に、皆にはTWSの一員だという自覚を改めて持ってもらい、今後も業務に励んでもらいたい。

Y・Kさん(♂)

ゲームをすることにより報酬を受ける人をプロゲーマーと呼ぶ。一つの立派な職業なのだが、ゲーマーという名前だけ聞くと生活リズムが昼夜逆転していてだらしが無いイメージを勝手に作り上げてしまう。だが実際はチーム単位に生活し、その中にはマネージャと呼ばれる人がおり、起床時間や一日の作業内容、就寝時間までもが細かく決められているそうだ。理由は生活リズムを保つ為とのことだったが何故そこまで生活リズムに拘るのか。それは寝不足による集中力の低下を防ぎ、常に最高のパフォーマンスが出来るように心身ともに整えることが出来るからとのこと。振返ると自分の方がよっぽど就寝時間がバラバラで、時には眠い目をこすりつつ仕事を行っている日もあり、常に最高の状態であるとは言い難い状況であった。今後は少し生活のリズムにも重きを置き、パフォーマンスを上げて仕事をしていきたい。

M・Iリーダ(♀)

ある漫画の中での言葉で「意見が合わないと言うなら、自分を納得させるくらい凄いものを作ってみろ」と言われるシーンがあり、私はその言葉に深い感銘を受けた。今行っている業務の中で依頼を受けてグラフ等の資料を作ることがあるが、自分の考えの元で作成した結果、要求と違うものが出来上がってしまうことがある。それを言われるがまま、単に修正することは簡単だが、それでは自分の想いは全く反映されないため、お互いに納得して出来たとは言い難い。相手の求めているものを理解し、そして相手が求めるものよりも更に良いものを作成出来た時に、初めて納得させられたと言えるのだ。常に相手を納得させられるように、今後も努力を重ねていきたい。

C・Hさん(♀)

TWSに入社してから1年半が経ち、振り返ってみるとTWSの社内体制は改めて凄いと感じるところが多い。私が以前、勤めていた会社では社員の自由度が低く、必要だと思われる情報開示も少なかった為、希望に見合った資料がなかなか作成できず、また引き継ぎする際にも説明に時間がかかることが多かった。だがTWSでは、一つの仕事に対する責任感が違う。それは社員の個性を重んじ自由度が高い為ではないかと思う。会社を良くするためにと一般社員からも様々な提案をする風潮があり、結果、社員一人ひとりの意識が高い企業構造が生まれているのだと感じる。私はあまり率先して引っ張るタイプの人間ではないが、これからどんどんと大きくなっていくTWSという企業の元、縁の下の力持ちとして今後もサポートしていきたい。