「報連相のおひたし」という言葉を知っているだろうか。報連相は報告・連絡・相談で仕事をスムーズに進める上で欠かせない社会人の基本として知っている方も多い。しかし、報連相に続く「おひたし」は聞いたことが無いという方も多いだろう。「おひたし」とは”怒らない・否定しない・助ける・指示する”の頭文字を取っており、報連相をしてきた相手に対しそれを受ける側の態度の心得である。良い見本として千と千尋の神隠しの1シーンがある。それは橋を渡る際に息をしてはいけないと注意を受けた主人公がそれを守れず、注意をしてくれた相手に謝罪する場面だ。謝罪を受けた相手は「君は頑張った。これからどうすれば良いのか教える」と怒らずに相手を受け入れ、そして今後の行動を指示して主人公を助けるのだ。私がTWSに入社してから7年が経ち、報連相をする側から受ける側へと少しずつ立場が変化している。私は報連相のおひたしにもう一つ「ねぎらう」も追加して、「報連相のおひたしね」を意識し円滑に仕事を進めて行きたい。