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3分間スピーチ

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Y・Nさん(♂)

植物の特性から、組織のコミュニケーションにおいて学べることがあると私は思う。まず、組織間コミュニケーションについて、ある研究によれば、植物は葉が虫に喰われるなどのストレスを感じると、超音波や香り物質を発することで周囲の植物に危険を伝達するという。この情報を受け取った植物は防御を開始するが、これは組織内のインシデント報告に似ている。個人が危機的状況に陥った場合、迅速に情報を伝達し、組織全体で備えることが組織の存続につながる。次にセルフコミュニケーションについて。植物は自分の根、茎、葉、花、果実の間で情報をやり取りしている。体内で信号が伝わる仕組みは私たちの神経系とは異なるが、互いに危険や環境の変化を感知し合い、対応していることは一緒だ。組織でも、一人ひとりが業務における脅威に対して危機感を持ち、自己の行動をセルフスキャンする意識が大切だ。最後に、外部媒体を利用したコミュニケーションである。植物は菌類と共生し、根を通じて他の植物とつながり、情報を伝達するネットワークを持つ。これにより、栄養を共有し合い、日陰でも日向の植物と同様の生育を支え、活動域を増やしている。このように、組織でも利益だけでなく周囲を助ける意識を持ち、辛い時には助けを求め、全員が「当たり前」を実践できるようにすることで、チームとして機能する「優秀な組織」を形成できるだろう。

N・H支店長(♀)

最近「ひとり旅をはじめよう」と思い立った。その理由は2つある。1つ目は、最近読んだ漫画に1人でホテルに泊まって過ごす様子が描かれていて、その内容に強く興味を引かれたこと。2つ目は、私以外の家族は「ひとり旅」を楽しんでおり、その様子に触発されたことである。これまでは、旅行と言えば家族や友人と一緒に行くことが多く、事前に行く場所や行程を計画し、それに従って動くことが常だった。ひとり旅は寂しいかもしれないという不安もあるが、一人だからこそ、その時々の状況に応じて自由に行動でき、自分のペースで旅を楽しめるのではないか、これまでとは異なる視点で旅先を散策できるのではないかとも思う。「ひとり旅」を始めるにあたり調べてみると、同じような年代からひとり旅を始めたという記事や書籍が多く見つかった。子どもが大人になり、手が離れていくと、多くの人が同じように考えるようになるのだなと感慨深く感じた。どこへ行こうかと考えた結果、最初は何度も訪れたことがあり、馴染みのある京都が良いかもしれないと思っている。これまでとは異なる楽しみ方ができることを期待し、今からワクワクしている。

K・U取締役(♂)

先日、自身43冊目となる書籍の執筆が終了した。我ながらこの25年間でよくこれだけの書籍を執筆したなと感慨深い。この書籍の執筆は、私がコンサルタントとして駆け出しの頃「いつかは自分の考え方を書籍として世に出したい」という夢の一つだった。当時、その夢を尊敬する先輩に語ったところ「夢であるうちは叶わない」「夢は見るものではなく、叶えるものだ」と教わった。当初は何を言っているのか理解できずに戸惑ったが、先輩曰く「夢を叶えられる人間なんて一握り。殆どの人間は、結局叶わなかったと諦めるのが関の山」「その夢を本当に叶えたいのなら、夢を目標に変えなさい」「目標にすれば、実現するために必要なことが整理できるし、期限も明確にすることができる」と助言された。早速、その助言を受けて目標管理シートに、書籍を出版する為に必要な事項を詳細にまとめ、一つひとつ実行していった。その結果、3年後に書籍を出版することが出来た。このMBO(Management by objectives:目標による管理)の利点は、会社の業績向上であっても、自己成長などのプライベートな目標でも、整理し、実施した事項の結果と成果をレビューすることで、目標に向かって進んでいるという安心感を得られ、意図しない結果が出た際にも迅速にリカバリができる点である。それ以来、このMBOという考え方に魅了され、仕事だけでなくプライベートでも、当時作成した目標管理シートを活用し、今でも使用している。「なんとなく上手くいっている」という自己満足を排除し、最も短い時間で最良な成果を得る為には必要不可欠なツールと言えるこのMBOを活用し、皆も是非、仕事もプライベートも充実したTWSライフを送ってもらいたい。

M・Nさん(♂)

今年の春より相続した土地の名義変更登記が義務化されている。名義変更を行わなかった場合、最大10万円の過料が課されるというものだ。私の父は30年ほど前に祖父から実家などを相続し、名義変更も行っていたが、最近になって祖父名義の土地が残っていることが判明した。市が所有している公園とその土地の境界線の図面が実際と異なることから確認してほしいという連絡があり、判明したのだが、それまで権利書の所在確認や税金等の請求もなかった為、最初は何かの間違いだと思った。しかし、よくよく調べてみると、どうやら祖父が土地を売却した際に私道の共同所有権の名義変更が漏れていたということが分かった。土地の権利を市に寄付したいと相談もしてみたが、税金もかからないような価値の低い土地の権利は手間がかかるだけなので受け取れないと言われ、断られた。相続登記は3年以内と定められているが、相続した日から3年ではなく相続を知った日から3年なので、まだ違法状態ではなかったが、知らなかったと証明するのも難しいとのことで急いで手続きを進めた。幸い30年程前になるが、当時の相続手続きの同意書等の書類が残っており、数万円程度の費用で名義変更手続きができたのは幸いであった。これらの書類を作り直そうとすると大変な費用と時間がかかる為、重要な書類はしっかりと管理し、保管することをお勧めする。

Y・Yさん(♂)

皆もよく知っていると思うが「親の小言と冷や酒は、後になって効いてくる」ということわざがある。親の小言とは、自分の行状を指摘されるなど、耳に痛い。聞いた瞬間、その時は頭に血が上り、かっとして、つまらない言い訳や反論をすることもある。ところが、時間が経ち、冷静になって考えてみると確かに的を射た指摘だと気づく。これが「後になって効く」だ。この「親」という言葉を「会社」に準えると、上席者また尊敬する上司からの言葉だと私は解釈する。『今までのやり方を変えよう』『昔と今は世の中も変わっているのだから営業方法を変えよう!』等、今までと考え方を変え、行動してみようなどと示唆を受けることがよくある。私も長年営業を続けてきて、私なりのやり方を確立してきた。そんな自負もあり、やり方を変えようと言われても、これまでは、即座にYESとは言えなかった。しかし、よくよく考えると正にその通り。リスペクトする上席者からの言葉はやはり重みがあるものだ。私はまずは考え方を改め、上司の言葉を「素直に聴き、言い訳をせず、即座に行動に移す」という事を心掛けることにする。そしてこの先の営業人生を捧げていきたい。

Y・Y専務取締役(♂)

福利厚生とは、企業が従業員とその家族に提供する、給与や賞与とは別の労働の対価としての報酬やサービスである。健康や生活のサポートを目的としており、社員の満足度やエンゲージメント、生産性の向上、ストレスの解消等に繋がると言われている。TWSの福利厚生として、社会保険、厚生年金は当然であるが、持株会、確定拠出年金、家賃手当等も含まれる。特に確定拠出年金は、所得税、住民税が下がることもあり、是非活用してほしい。その他、皆が加入している関東IT健保組合が運営、契約している保養施設、ゴルフ場、野球グランド、テニスコート、都内にあるレストラン等、格安で使えるものが多数ある。加えて「Pep Up(ペップアップ)」という健康管理スマホアプリを利用してみてほしい。健康診断結果から導き出す一人ひとりのユーザに合わせた個別アドバイスや、日々の運動・生活習慣記録ツール等で、行動変容ステージを無理なくステップアップすることができる。私も1年以上利用しているが毎日歩いているだけでポイントがついたり、色々なイベントが開催され、通院履歴や処方箋も記録されるのでとても便利だ。健康であれば、歳をとっても旅行に行ったり、運動もできる。引退後のことも考え、今からしっかり日々の健康管理をしてほしい。

H・Nさん(♂)

以前私は知人から、知識はお金で買えるが教養はお金では買えないと聞いた。知識とは「ある物事を知っていること」であり、教養とは「多くの知識を身につけることで得られる心の豊かさ」である。つまり教養ある人とは、知識が豊富な人格者であり、人に尊敬される人のことだと言える。沢山の知識を身につけ、多くの資格を持つ者が優れた人格者とは限らない。ドイツの哲学者ショーペンハウエルが読書に関して以下の様に言っている。「単に読書をするだけならしない方がましである。人生を考えることに時間を費やした人は、その土地に実際に住んでいたことがある人のようなものだ」なるほどと私は思った。情報は自ら取捨選択し、咀嚼することにより真に自分の栄養となり、初めて教養ある人格者になるのだ。世界はIT化が進むのに何故我々の暮らしはせわしいのだろうか。それは、私たちの心を豊かにする時間が不足しているからなのかもしれない。皆は休日に自身の過去を振り返って俯瞰したことはあるだろうか?そうすればきっと、私達がこれから生きていくために必要な原動力と未来に向けた夢や希望がはっきりと見て来るだろう。TWSのモットーは「技術の前に人ありき」である。その為に私はこれからも、様々な哲学をサプリメントにしていきたい。

H・O本部長(♂)

先週TWS本社は夏季休暇であった。帰省や旅行に行かれた方も多かったと思うが、南海トラフや台風の影響でスケジュールを変更された人も多かったのではないだろうか。私は北海道へバイクでツーリングを計画していたが、帰りのフェリーのチケットが取れずに泣く泣く計画を中止にした。結果的には台風7号の影響も大きかったため、中止したことは正解であった。とは言え、社会人になって初めての9連休、家では何もすることがない為、断捨離とまでは行かないが家の整理をすることにした。その中で社会人になってから取り貯めていた名刺が出てきた。名刺には訪問日を記入していたので、過去の訪問履歴を確認することが出来た。新卒から40代半ば頃までは毎日3社から5社は訪問しており、特に若い頃はSler等の仲介業者もなく、直接企業を訪問することが多かった。現在のプライム市場に上場しているような企業にも新規訪問を行っていた事が懐かしい。あの頃はがむしゃらに、新たな契約を生む為の訪問に熱意を燃やしていたが、現在の自分は今の環境に甘えているのではないかと反省した。これからは若い営業マンたちに私が行っていたように動いてもらい、営業として活躍する人財を育てていきたい。

Y・M監査役(♂)

私が30代の頃に行っていた業務ではオンラインがメインであった。しかし、業務で利用するには通信速度が遅く、効率が悪くなり困っていた。当時、チーム人数は5、6人であったが、メインの開発業務と違い、イントラ業務は裏方のイメージがあり、やりたがる人がいなかった。だからと言ってそのままにしていては業務効率が悪い為、勉強し、新しいプログラムをたくさん作ることで改善することができた。その後しばらくすると通信の仕事が減ってきたこともあり、メンバと新しい資格にチャレンジしようということで、当時、流行っていたUNIXについて勉強したことで強みを得て、親会社に負けない程の業務を請け負う事が出来た。私が仕事をする上で心掛けていたこと。それは、1つはつまらないと思った仕事でも、前向きに行えば創意工夫が生まれること。2つ目は何でも任せなさいという面持ちでいること。最後に自分の作ったものを誰かに使ってもらう、見てもらう事を意識し、美しく作ることだ。プログラムでも配線でも、裏側だからと自分勝手に作るのではなく、誰かに見られることを意識すれば自ずと分かりやすく見やすい作りにしていこうという想いに通じるのではないだろうか。

E・Iさん(♀)

私がよく利用しているスマホゲームは、機能改善をよく実施してくれる。その点は良いのだが、アップデートで改善された機能をいざ試してみると、このUIでは誤操作が発生しやすいな、使い勝手が悪くこれなら実装されないほうが良かったと思う事が多々ある。開発側で実装する際に駄目であることになぜ気付かないのか、と不思議に思う。案の定、評判悪く、しばらくして再度アップデートが走り改善される、ということが繰り返されている。先輩に聞いたところ、特にWeb関係はすぐに修正・アップロードができるため、UI開発はとりあえず実装されることが多いとのことだった。個人的にはユーザをデバッガーにしているみたいで、中途半端なものなら公開せず、きちんと仕様を吟味した上で実装、開発、公開をすべきではないかと考える。今後、開発現場に携わっていく中で、プロジェクトの方針で同じようなことがあるかもしれない。だが、仕様書に従って実装することに注力するだけではなく、このシステムや商品、製品がどういう目的で使用されるのか、ユーザが使いやすいかを考えることが必要ではないだろうか。最終的に使用するユーザ目線で良いものかという観点を大事に開発に携わっていきたい。